“希望”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のぞみ58.1%
きぼう29.4%
のぞ4.4%
きばう3.7%
けもう1.5%
こいねが0.7%
ネガヒ0.7%
ホウプ0.7%
ホープ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“希望”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)4.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼は、自分の希望のぞみを成しとげるに、あらゆる意味で、大なる困難が横たわっていることを、改めて思わずにはいられなかった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
が、俺の方は、おっけれて、許して縁の下へ入れて置いて貰う方が、隠忍んで隣の空屋に潜るよりかも希望のぞみですだ。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こうかれらは、途中とちゅう希望きぼうかがやひとみうえけて、かたいました。
魚と白鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれは自分の希望きぼうを表すために苦しい声をしばり出したり、顔をしかめたり、からだを曲げたりするよりいいことはなかった。
勝手にわしの心持を……わしが先代のこの屋敷の主人の、死ぬのを希望のぞんでいるものと推し、古沼から毒ある長虫を捕り
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
江戸の人々は、一日も早く、世間が平和になるようにと希望のぞみながら、家根へ上ったり、門口に立ったりして、上野の方を眺めていた。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
勘次かんじ平常いつもならば自分じぶんこゝろからけつして形式的けいしきてき和睦わぼく希望きばうしなかつたはずである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其言葉そのことばかたおぼえてて、其精神そのせいしんあぢはうて、としとも希望きばうあらたにし
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
希望けもう熱情こゝろろふ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さち希望けもうひか
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「もしも前者ならば絶望である。もしも後者ならば口説くどき立てて、相手の心に熱情を燃やして、本心を語らせる必要がある。どうぞ後者であるように」……左内は後者を希望こいねがった。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
而して、「今夜の月さやかにあれかしと希望ネガヒ給ふなり」(古義)というのは、キヨクテリコソと訓んで、連用言から続いたコソの終助詞即ち、希望のコソとしたから自然この解釈となったのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
『わたしを「希望ホウプ」と呼んでいただきましょう!』とその明るい人は答えました。
しかしその代りに、この美しい、明るい、ホウプの可愛らしい姿があるじゃありませんか! われわれは一体「希望ホウプ」なしで、どうすることが出来ましょう? ホウプは世の中を高尚にしてくれます、ホウプは世の中を常に新しくしてくれます。
追懐レコレクシヨン」のみは其地を我故郷とうなづけど、「希望ホープ」は我にほかの故郷を強ゆる如し。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)