“こいねが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.8%
44.6%
希望1.5%
1.5%
庶幾1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがって美に対する憧憬あこがれが強く、当時の婦人は決して、勇敢なる子孫や賢明なる子女を欲しいとはこいねがいませんでした。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
暮夜ぼやひそかに思うことは、そなたの邸へ赴いて、親しくそなたの手を執って、改悔を促したいと切々こいねがう。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
シューベルト、ブラームスなど、「みずからこいねがわずして独創的なる人々、」そういう人々の独創について、真の独創について
これらの議員は、いずれも財産を思うもの一人もなく、等しく自己の生命を全うして、未来の安楽をこいねがうものばかりである。
太陽系統の滅亡 (新字新仮名) / 木村小舟(著)
「もしも前者ならば絶望である。もしも後者ならば口説くどき立てて、相手の心に熱情を燃やして、本心を語らせる必要がある。どうぞ後者であるように」……左内は後者を希望こいねがった。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
十六日の口書くちがき、三奉行の権詐けんさわれ死地しちかんとするを知り、ってさらに生をこいねがうの心なし、これまた平生へいぜい学問のとくしかるなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
舅氏国の人民相議して我らいたずらに死なんより、隣の大国に向うて五穀を奪い取って命を活くべし、一日といえども存命せん事、庶幾こいねがうところなりとて、すでに、軍、立つを大国に聞き付けて万が一の勢なるが故に軽しめ嘲りて、手捕てどりにせんとするを聞きて、大臣公卿にのたまわく、合戦の時多くの人死せんとす。