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措
ふりがな文庫
“措”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
お
96.5%
を
1.0%
おい
1.0%
オ
0.6%
さしお
0.4%
おか
0.2%
かけ
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お
(逆引き)
静寂といおうか、閑雅といおうか、釣りの醍醐味をしみじみと堪能するには、寒鮒釣りを
措
(
お
)
いて他に釣趣を求め得られないであろう。
寒鮒
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
措(お)の例文をもっと
(50作品+)
見る
を
(逆引き)
何
(
なに
)
となく
薄淋
(
うすさび
)
しくなつた
浪
(
なみ
)
の
面
(
おも
)
を
眺
(
なが
)
めながら、
胸
(
むね
)
の
鏡
(
かゞみ
)
に
手
(
て
)
を
措
(
を
)
くと、
今度
(
こんど
)
の
航海
(
かうかい
)
は
初
(
はじめ
)
から、
不運
(
ふうん
)
の
神
(
かみ
)
が
我等
(
われら
)
の
身
(
み
)
に
跟尾
(
つきまと
)
つて
居
(
を
)
つた
樣
(
やう
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
措(を)の例文をもっと
(5作品)
見る
おい
(逆引き)
何は
措
(
おい
)
ても、
余所
(
よそ
)
ながら真砂町の様子を、と思うと、元来お蔦あるために、何となく
疵
(
きず
)
持足、思いなしで敷居が高い。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
措(おい)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
オ
(逆引き)
軍奉行、長崎四郎左衛門ノ
尉
(
ジヨウ
)
、実検シケルニ、執筆十二人ニテ、昼夜三日ノ間モ、筆ヲ
措
(
オ
)
カズ、死者ノ名ヲ
注
(
シル
)
セリトゾ
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
措(オ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さしお
(逆引き)
専ら野馬を猟りて食った時代は
措
(
さしお
)
き、耕稼乗駕馬を労する事多き人が、その上にもこれを殺し肉を食い皮を用いなどするは
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
措(さしお)の例文をもっと
(2作品)
見る
おか
(逆引き)
そんな高利を借りても急を
拯
(
すく
)
はにや
措
(
おか
)
れんくらゐの困難が様々にある今の社会じや、高利貸を不正と謂ふなら、その不正の高利貸を作つた社会が不正なんじや。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
措(おか)の例文をもっと
(1作品)
見る
かけ
(逆引き)
遂に彼等進み来り手をイエスに
措
(
かけ
)
て
執
(
とら
)
へぬ。——
馬太
(
マタイ
)
伝廿六章
接吻
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
措(かけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
措
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“措”を含む語句
挙措
口措
差措
措辞
窮措大
棄措
措置
心措
前措
擧措
措定
措所
措所無
措画
措大
措致
措葉
挙措振舞
扨措
時措
...
“措”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
泉鏡花
島崎藤村
夏目漱石
山本周五郎
幸田露伴
泉鏡太郎
森鴎外
有島武郎