“差措”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さしお92.9%
さしおい7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本家を差措さしおき、小生等夫婦の計らいを以て話を進めてしまったことについて、或は気持を悪くしておられるのではないかと思う。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
物価が高くなつて箪笥の値段は三割方張るかも知れないが、道徳的だと思へば我慢の出来ない事もない、先づ何を差措さしおいても結婚する事だ。
饒舌しゃべりながら母親がくんで出す茶碗ちゃわんはばかりとも言わずに受取りて、一口飲で下へ差措さしおいたまま、済まアし切ッてまたふたたび読みさした雑誌を取り上げてながめ詰めた、昇と同席の時は何時でもこうで。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)