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差措
ふりがな文庫
“差措”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしお
92.9%
さしおい
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしお
(逆引き)
本家を
差措
(
さしお
)
き、小生等夫婦の計らいを以て話を進めてしまったことについて、或は気持を悪くしておられるのではないかと思う。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
物価が高くなつて箪笥の値段は三割方張るかも知れないが、道徳的だと思へば我慢の出来ない事もない、先づ何を
差措
(
さしお
)
いても結婚する事だ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
差措(さしお)の例文をもっと
(13作品)
見る
さしおい
(逆引き)
饒舌
(
しゃべり
)
ながら母親が
汲
(
くん
)
で出す
茶碗
(
ちゃわん
)
を
憚
(
はばか
)
りとも言わずに受取りて、一口飲で下へ
差措
(
さしおい
)
たまま、済まアし切ッて
再
(
また
)
復
(
ふたた
)
び読みさした雑誌を取り上げて
眺
(
なが
)
め詰めた、昇と同席の時は何時でもこうで。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
差措(さしおい)の例文をもっと
(1作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
措
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差措”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
徳冨蘆花
福沢諭吉
中里介山
谷崎潤一郎
薄田泣菫
泉鏡花
夏目漱石
田山花袋
野村胡堂