“差向”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さしむか50.0%
さしむかい22.5%
さしむ17.5%
さしむき5.0%
さしむかひ2.5%
さしもか2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“差向”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸11.3%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
衣紋えもんおび差向さしむかへる、二人ふたりをんなありけり、一人ひとり高尚かうしやう圓髷まげゆひ
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
邪魔なおじさん達を先へ寝かして仕舞しまって、あんたとあたしと差向さしむかいで、ゆっくり夜明しをしましょうよ。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ばあさんは使賃という事を聞いて悦んで、烟草を買いに出て参りました。あとは両人差向さしむかいで、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
御米は小六と差向さしむかいに膳に着くときのこの気ぶっせいな心持が、いつになったら消えるだろうと、心のうちひそかに疑ぐった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夫人は直ぐそれを広げて見ていたが、無言のままくるりと差向さしむけて、ある箇所を指で押え注意を与えた。
鉄の処女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
今までは書林が中にはさまって居て、一切の職人と云う者は著訳者の御直参おじきさんでなく、向う河岸に居るようなものだから、れを此方の直轄にしなければならぬと云うのが差向さしむきの必要。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
雷が既に頭のうへに来て鳴るので、為方しかたがない、差向さしむきむかうに見える記念塔のやうなところまで駈出した。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
マヽ役目は是だけじゃが、祖五郎如何いかにもお気の毒なことで、おかゝさまには確か早く別れたから、大概織江殿の手一つで育てられた、其の父が何者かに討たれあまつさえ急にお暇になって見れば、差向さしむき何処どこと云って落着く先に困ろうとお察し申すが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其時そのとき代助は三千代と差向さしむかひで、より長くすはつてゐる事の危険に、始めて気がいた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
林「成程どうも…しかしおけくさんはわし二人ほたり差向さしもかいでは酒を飲まねえと思いやすよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)