“並”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
なら56.8%
なみ15.9%
ならび15.1%
5.7%
ならびに1.4%
あわ0.6%
そろ0.6%
とも0.6%
タグ0.6%
トモ0.6%
(他:8)2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“並”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)10.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
普請小屋ふしんごやと、花崗石みかげいし門柱もんばしらならべてとびら左右さいうひらいて
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そっと御堂おどうなかはいってみますと、お二人ふたりはまくらをならべたまま、それはそれはやすらかに
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
如何にドラッジェリーのツモリでもツルゲーネフを外字新聞なみに片附ける事は二葉亭の性分しょうぶんとして出来得なかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
その人はいかなる人かと問うに、自分にはなみの人間と見ゆれど、ただたけきわめて高く眼の色少しすごしと思わる。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
左手より、特務曹長ならびに兵士六、七、八、九、十 五人登場、一列、壁に沿いて行進、右隊足踏みつつ挙手の礼 左隊答礼。
饑餓陣営:一幕 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
これ浅学の余七年間大学部教授ならびに主筆の重職にありながら別にはじ一つかかずお茶をにごせし所以ゆえんぞかし。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
たまきはる宇智うち大野おほぬうまめてあさますらむそのくさ深野ふかぬ 〔巻一・四〕 中皇命
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
とりわけひだりの手がみぎの手より四すんながかったものですから、みの二ばいもあるつよゆみ
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
此所で「樺太のパルプならびに製紙工業」という樺太庁版の小冊子や紙の見本や絵葉書を貰って、また私ら二人は一足先きへ外へ出た。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
右について聚楽物語巻之下「若君ならびに三十餘人の女房達洛中渡さる、つけたり最後の事」の条の一節に云う、
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
されば帝政論派は議院尚早論を紹述して当時に起こり、その父祖の系統において親戚たるにもかかわらず、痛く自由論派に反対し、あわせてこの点についての付和論派たる改進論派に反対したり。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
今の計を為さんには、和親して以て二虜を制し、間に乗じて国を富まし兵を強くし、蝦夷えぞひらき満洲を奪い、朝鮮を来たし南地をあわせ、然るのち米をひしぎ欧をくじかば、則ち事たざるは無し。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
此方は遇然にもそろつた初段級の腕達者ぞろひであつたから、彼等にひけをとつた験はなかつた。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
今宵こそは手控へなしに奴等の息の根を止めてやらうよ、酒樽を奪つてやれ! ——私達はそろひの蛇皮じやがは腹帯ベルトを絞め直して、何故かまた今日に限つて、妾をかくまつて呉れ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
ただし只今いわゆる保護色も古く東西の識者に知れいたは、唐の段成式の『酉陽雑俎ゆうようざっそ』に顛当つちぐも蠅を捉えて巣に入りその蓋を閉じると蓋と地と一色でともに糸隙の尋ぬべきなしと自分の観察を筆し
凡ソ物ノ声、大抵隔ツテ聴クヲ好シトス。読書木魚もくぎょ琴瑟きんしつ等ノ声もっとも然リトナス。鳩ノ雨ヲ林中ニビ、雁ノ霜ヲ月辺ニ警シメ、棊声きせいノ竹ヲ隔テ、雪声ノ窓ヲ隔ツ。皆愛スベキナリ。山行伐木ノ声、渓行水車ノ声ともニ遠ク聴クベシ。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
山川に鴛鴦ヲシ二つ居て タグひよく タグへる妹を 誰か率行ヰニけむ(野中川原史満——日本紀)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
山川に鴛鴦ヲシ二つ居て、タグひよくタグへる妹を。誰かにけむ(孝徳紀)
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
トモに貞潔なり。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
トモに貞潔なり。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
過日御示おしめし被下くだされそうろう貴著瘠我慢中やせがまんちゅう事実じじつ相違之廉そういのかどならぴ小生之しょうせいの所見しょけんもあらば云々との御意ぎょい致拝承はいしょういたしそうろう
飛騨の豪族、姉小路大納言良頼の子、自綱よりつなと聞えしは、飛騨一国を切り従えて、威勢ならぶものとてなかったに、天正十三年豊臣氏の臣、金森長近に攻められ、自綱は降人に出た
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
三つのレブの次即ち背の肉がサラエンロースの三番同じく二番同じく一番と三つならんでいます。これが先ず上肉でロースに適当の処です。そのうちでも一番の処が美味うまいので西洋では一番の処が二番よりも高いのですけれども我邦わがくにではそんな区別もありません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「もう、くわのもへったから、あたらしいのをってかえろう。」と、一人ひとりの百しょうは、みせさきにねらべられたくわをていいました。
おじいさんとくわ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひるは、日なんじをうたず、夜は、月なんじをうたじ、エホバは汝を守りてもろもろの禍害をまぬかれしめ、またなんじの霊魂たましいを護り給はん。
然れども上古の時、言と意とみなすなほにして、文を敷き句を構ふること、字にはすなはち難し。
然ニ人ナミのよふに中〻めつたに死なふぞ/\。
ナラビ个岡の隠者のした旅も、西行の行脚とは違ふ。