“御意”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎょい84.5%
ぎよい9.5%
みこころ4.1%
みこゝろ1.4%
おつもり0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御意”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸16.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「絵描きに絵を描けというのは、水汲みずくみに水を汲めというのと同じことです、何なりと御意ぎょいに従って描きましょう」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
——どこをどう運動したものか殿様の御意ぎょいでそのほうの娘をあれにつかわせと云う御意が帯刀にりたのだて
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
秀林院様は御勘考の上、御返事なされ候べしと、澄見には御意ぎよいなされ候へども、中々しかとせる御決心もつきかね候やうに見上げ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
御意ぎよい、」と一同いちどう川岸かはぎし休息きうそくする。むかぎしへのそ/\とたものがあつた。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
牧師もまた夜眠ることが出來ず、そしてもう神の御意みこころが分らなくなつでしまつてゐるからだつた。
自分の求めるのは「御意みこころのままに」という言葉を全心の確信によって発言し得る心境である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
さては真に猶此裟婆界しやばかいに妄執をとゞめ、かの兜卒天とそつてんに浄楽は得ず御坐おはしますや、いぶかしくも御意みこゝろばかり何に留まるらん
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「喜んで正しいことをしようとしてゐる。そしてこの肉體は、願はくば、神の御意みこゝろを完成すべく十分に強くありたい、その御意みこゝろがはつきりと私にわかつた以上は。何れにしてもこの疑ひの雲から出る路を探し——求め——搜り出して、確實といふ明るい日の目を見附ける爲めに、十分に強くなくてはならない。」
「まづその御意おつもりでお熱いところをお一盞ひとつ不満家むづかしや貴方あなたが一寸好いと有仰おつしやる位では、余程よつぽど尤物まれものと思はなければなりません。全くすくなうございます」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)