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手荷物
ふりがな文庫
“手荷物”の読み方と例文
読み方
割合
てにもつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てにもつ
(逆引き)
桟橋
(
さんばし
)
に
出
(
で
)
て
見
(
み
)
ると、がらんとした
大桟橋
(
だいさんばし
)
の
上屋
(
うはや
)
の
下
(
した
)
に、三つ四つ
卓子
(
テーブル
)
を
列
(
なら
)
べて、
税関
(
ぜいくわん
)
の
役人
(
やくにん
)
が
蝋燭
(
らふそく
)
の
光
(
ひかり
)
で
手荷物
(
てにもつ
)
の
検査
(
けんさ
)
をして
居
(
ゐ
)
る。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
手荷物
(
てにもつ
)
にして
名
(
な
)
のみ
床
(
ゆか
)
しき
妻戀坂下
(
つまこひざかした
)
同朋町
(
どうぼうちやう
)
といふ
處
(
ところ
)
に
親子
(
おやこ
)
三人
(
みたり
)
雨露
(
あめつゆ
)
を
凌
(
しの
)
ぐばかりの
家
(
いへ
)
を
借
(
か
)
りて
辛
(
から
)
く
膝
(
ひざ
)
をば
入
(
い
)
れたりけり
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手
(
て
)
ン
手
(
で
)
に
喧
(
かまびす
)
しく
己
(
おの
)
が
家号
(
やがう
)
を
呼立
(
よびた
)
てる、
中
(
なか
)
にも
烈
(
はげ
)
しいのは、
素早
(
すばや
)
く
手荷物
(
てにもつ
)
を
引手繰
(
ひツたぐ
)
つて、へい
有難
(
ありがた
)
う
様
(
さま
)
で、を
喰
(
くら
)
はす、
頭痛持
(
づゝうもち
)
は
血
(
ち
)
が
上
(
のぼ
)
るほど
耐
(
こら
)
へ
切
(
き
)
れないのが
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
手荷物(てにもつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“手荷物(日本国有鉄道の荷物運送)”の解説
日本国有鉄道の荷物運送(にほんこくゆうてつどうのにもつうんそう)とは、旅客列車に併結しての輸送(旅客局扱)を指し、貨物列車によって輸送される貨物(貨物局扱)と対比される。荷物扱いには、さらに以下に区分される。
旅客運送に伴う手荷物
* 旅客が携帯して持ち込む手回り品
* 旅客から鉄道が預かる託送手荷物
小荷物(急送小型貨物)
新聞雑誌及び郵便物(専用のものは郵便車)
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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手荷
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荷物
下手物
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杉村楚人冠
押川春浪
樋口一葉
泉鏡太郎
永井荷風
泉鏡花