“呼立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よびた58.3%
よびたて25.0%
よびたつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとらないぎやうをします——ひる寢床ねどこから當番たうばんをんな一人ひとり小脇こわきかゝへたまゝ、廣室ひろま駈込かけこんでたのですが、みんない! と呼立よびたてます。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
呼立よびたて申せども是と云きようもなく候へば只々御氣根きこんに御あがり下されよと云に周藏は取あへず此周藏佐治右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
太吉はがたがたと溝板の音をさせてかかさん今戻つた、おとつさんも連れて来たよと門口かどぐちから呼立よびたつるに、大層おそいではないかお寺の山へでもゆきはしないかとどの位案じたらう
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)