“敢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あえ51.9%
26.1%
あへ20.9%
あえて0.3%
0.3%
アヘ0.3%
0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“敢”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
浜川平之進、大刀を、ぐっと腰に帯びると、そのまま、これも非常門から出たが、あえて、三郎兵衛をじかに追おうとはしない。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
一つにはその青年の思い出を葬り去るに忍びない私の或る気持ちが、こんな決心をあえてさしたのかも知れませぬけれども……。
能とは何か (新字新仮名) / 夢野久作(著)
高倉はそう叫んだ。書状の包みを鋸屋につき出した。彼は、今では、もうえて自分が持たなければならぬ必要も感じなかった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
私は、甚しく疲労困憊こんぱいしてゐるにも拘らず、最も不健康な消費面に沈溺して、その間中、へて他事を顧なかつた。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
それのみならず、孝経にも、身体髪膚之しんたいはつぷこれを父母に受く、あへ毀傷きしやうせざるは孝の始なりとある。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
然し同僚の誰一人、あへて此時計の怠慢に対して、職務柄にも似合はず何等匡正きやうせいの手段を講ずるものはなかつた。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
かれじょうが激して一旦の野性を発揮したら、孱弱かよわい女に対してんな乱暴をあえてせぬとも限らぬ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
昨日のお杉に対して殆ど絶対的の服従をあえてしたのは、自分にも判断の付かぬ一種不可思議の心理作用にった為で、醒めたるのち彼女かれは依然として強い女であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ける世の影なればかくなきか、あるいは活ける世が影なるかとシャロットの女は折々疑う事がある。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
凡隊中患難クハンナン相救アヒスクヒ 困厄コンヤク相護アヒマモリ 義気ギキセメ 条理ヂヤウリ相糺アヒタダシ 若クハ独断ドクダン果激クハゲキ 儕輩サイハイサマタゲヲ成シ 若クハ儕輩サイハイ相推アヒオシ ジヨウジイキホヒニテ他人ノサマタゲヲ為ス 是モツトモツヽシム 可キ所 アヘテ アルヒハオカス勿レ
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
麁玉アラタマ伎倍キベのはやしに名を立てゝ、行きつましゞ。先立サキダたに
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)