“敢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あえ52.4%
24.0%
あへ22.1%
あへて0.5%
あえて0.2%
0.2%
アヘ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切角の甲賀氏の作がその洗練されていないユーモアのために安手に感じられるということは如何にも残念です。て苦言を呈します。
蹴爪を高く上げて、あたかも生きているあいだは武侠の精神のおかげでえておうとしなかった助命を切望しているように見えた。
なぜと云ふに、逆意の有無を徳川氏に糺問せられる段になると、其讒誣てした利章と對決するより外に、雪冤の途はないのである。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
にもあらず正月あそびの一ツなり、これ一人のみにあらず、児輩おの/\する事なり。これにふるものは切餅あるひは銭もふ。
昨日のお杉に対して殆ど絶対的の服従をしたのは、自分にも判断の付かぬ一種不可思議の心理作用にった為で、醒めたる彼女は依然として強い女であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ける世の影なればかくなきか、あるいは活ける世が影なるかとシャロットの女は折々疑う事がある。明らさまに見ぬ世なれば影ともまこととも断じがたい。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
凡隊中患難相救 困厄相護リ 義気 条理相糺 若クハ独断果激 儕輩ヲ成シ 若クハ儕輩相推シ テ他人ノヲ為ス 是ム 可キ所 テ ス勿レ
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
麁玉伎倍のはやしに名を立てゝ、行きつましゞ。先立たに
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)