“義気”のいろいろな読み方と例文
旧字:義氣
読み方割合
ぎき80.0%
ギキ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天が清次の如き義気ぎきある人を導いて助けしめ、ついに悪人ほろびて善人栄えると申す段切だんぎりに至りましたので、いさゝか勧善懲悪の趣意にもかないましょうと存じ、長らく弁じまして
「ああ、あくまで私ごときを、忘れないでいて下さる諸兄の義気ぎき、何とことばもありません」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凡隊中患難クハンナン相救アヒスクヒ 困厄コンヤク相護アヒマモリ 義気ギキセメ 条理ヂヤウリ相糺アヒタダシ 若クハ独断ドクダン果激クハゲキ 儕輩サイハイサマタゲヲ成シ 若クハ儕輩サイハイ相推アヒオシ ジヨウジイキホヒニテ他人ノサマタゲヲ為ス 是モツトモツヽシム 可キ所 アヘテ アルヒハオカス勿レ
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)