“尤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もっと59.9%
もつと25.6%
もっとも7.0%
もつとも2.8%
とが2.3%
ゆう1.4%
モツトモ0.2%
もっ0.2%
いと0.1%
とがむ0.1%
もツと0.1%
えら0.1%
はなは0.1%
もつ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、これはこれでよいとして、こう書いて来た順序として何かもらしいことを云って、この茶話のしめくくりをつけたいものだ。
今昔茶話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
も信心の衆は、加持祈祷をして貰つたと言つちや金を持つて行く。が、鐵心道人はどうしても受取らねえ。の當つた話で——」
となりてばたばたと内に這入り、金包みを官左衛門に打ち附けんとして心附き、坐り直して叮寧に返す処いづれもの仕打なり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
又盲僧・瞽女の芸、性欲の殊に穢い方面を誇張した「身ぶり芸」も行はれた事が知れる。、まじめな曲舞なども交つてゐたに違ひない。
遺言してこの百金を尊者に奉ったと取り出して捧げると、その金に眼がくれて一切めず、犬に人間同様の墓を設くるを許したと。
歴史のタチバナは百果のなるものと称えられて誰れも異論が無かったゆえに、これをモデルにその功労を思召して橘姓も賜わったのだ。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
あの円満が、どうしてこんな顔つきになるだらう、と思はれる表情をすることがある。其もちそつくりだ、とらしい言ひ分なのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
とも下男は給銀を取るが、昌平はときたま眼脂ほどの小遣を貰うだけだから、実質的には下男に及ばなかったかもしれない。
七日七夜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
一八六四年版、ピエロッチの『パレスタイン風俗口碑記』に、アラブ人が馬を愛重する有様などを面白く書いた。とても拙毫の企て及ぶところでないが、その概略を左に訳出しよう。
今は疑ふべくもあらず、彼はく人目を避けんと為るなり。ち人を懼るるなり。故は、自らるなり。彼は果して何者ならん、と貫一はよ深く怪みぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
時分ぢやが、理屈をいふとうではあるまい、いたせいか、婦人温気か、つてくれる工合みる、ぢやさうな。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
馬「木地で化粧なしで綺麗だから、何うも得て何処か悪いの有るもんだが、こりゃア疵気なしのい玉で」
二に曰く、く三宝を敬へ、三宝はなり、則ち四生、万国の極宗なり。の世何の人かを貴ばざる。人しきものし、く教ふるをもて従ひぬ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
申樣天一坊樣御身分の儀は只今の書付にてしく御承知ならんが御腹の儀御不審ともに存候されば拙者より委細申上べし將軍樣紀州和歌山加納將監方に御部屋住にて渡らせ給ふ將監召使腰元と申婦女上樣御情させられ御胤を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)