“進”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すす31.5%
すゝ27.2%
しん12.0%
9.8%
まい3.3%
すすん2.7%
すすむ1.6%
すすみ1.1%
たてまつ1.1%
1.1%
(他:16)8.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“進”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]20.7%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語11.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)5.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
慶応義塾けいおうぎじゅくはこのころ、弟子いよいよすすみ、その数すでに数百に達し、また旧日のにあらず。
子供こどもはそのゆきなかを、元気げんきよくおばあさんのさきって、はだしですすみました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いたところみな危險きけん塲所ばしよで、深山しんざんへ十以上いじやうすゝんでくと
自らをすゝんで犧牲にすることは、決して自らをころすことではなかつた!と私はこの頃さう思つてやすんじてゐます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
ほり真中まんなかすを合点がつてんむきには、幾度いくどこさへてせてしんぜる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おれならがきにせられた足下おぬしぢゃ! わしいまめてしんぜよう名譽めいよはかに。
「お雪さん、そんな田舎臭い束髪を……どれ、貸して見さっせ……私は豊世のを見て来たで、一つ東京風に結ってみてげるに」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「これに三十円あります。まあこれだけげておきますから、うち処置かたをつけて、一日も早く東京へおいでなさいな」
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
七十一座の神々にまいらする相嘗祭への弊物に、種目数量の若干の異同があったことは、何かそれぞれの理由が有ったはずだが、それをかんがえてみる力は今の私にはない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「家康公の御手を執て、あれ見給へ、北条家の滅亡程有るべからず。気味のよき事にてこそあれ。左あれば、関八州は貴客にまいらすべし」(関八州古戦録)と言って、敵城の方に向い一緒に立小便をした。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
四十五度傾くと沈むと云うけれども、さいわいに大きなわざわいもなくただその航路をすすんく。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
空腹でも食事中でも、寒くっても熱くっても主人のめいならすすんでこれを弁ぜねばならない。
イエスキリストの友誼 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
新しいランドセルを脊負せおひ、新しい草履袋をさげて、一年生のすすむちやんは、元気よく学校から帰つて来ました。
母の日 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
すすむは、ばかに重厚になったじゃないか。急にけたね。」と晩ごはんのあとで、兄さんが笑いながら言った。僕は、深く考えてから、答えた。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
なおすすみて、天文地質の論を聞けば、大空たいくう茫々ぼうぼう日月じつげつ星辰の運転に定則あるを知るべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
向上の道におすすみなさい。お命のある限、あなたはそれを力に
ここにその隼人に詔りたまはく、「今日大臣とおやうきの酒を飮まむとす」と詔りたまひて、共に飮む時に、おもを隱す大まり一七にそのたてまつれる酒を盛りき。
この歌の近くに、清江娘子すみのえのおとめという者が長皇子にたてまつった、「草枕旅行く君と知らませばきし埴土はにふににほはさましを」(巻一・六九)という歌がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
もさっちも動きがとれない、そして次の新しい世代も迎えることができない
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに至って警察は二も三もできぬ破目に陥ってしまったのである。
恐ろしき贈物 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
あいにくお吉もいないでかまうこともできぬが、縮こまっていずとずっと前へて火にでもあたるがよい、と親切に云うてくるる源太が言葉にいよいよ身を堅くして縮こまり、お構い下さいましては恐れ入りまする、ハイハイ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ハイ/\、有り難うござります、御出掛のところを済みません、御免下さいまし、ハイ/\、と云ひながら後に随いて格子戸くゞり、寒かつたらうに能う出て来たの、生憎お吉も居ないで関ふことも出来ぬが、ちゞこまつて居ずとずつと前へて火にでもあたるがよい
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
そこでシャー、しからば五十ガルヴァルはと問うと、海王それも出来ぬから、自分の后と諸公主むすめどもまいらそうと答えた。
大蛇退き帰るところを追い様にまた中ほどを射た、竜王出でて恩を謝し何でも願いの品をまいらすべしという、冠者鐘を鋳んと苦辛するさまをいうと、竜王甚だやすき事とて竜宮寺に釣るところの鐘を下ろして与う
これしかし、日蓮がまゐらせしゆゑなり
公家くげまかまゐ
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
○わがトコロとうすはきいませとタテマツるみてぐらは、明妙・照妙・和妙・荒妙にそなへまつりて、見明物ミアキラムルモノ鏡、翫物モテアソブモノ玉、射放物弓矢、打断物大刀、馳出物御馬、……に至るまでに、横山の如、几物に置き足らはして……(遷却祟神祭)
「天の下よさしマツりし時に、ことよさしまつりし天都詞アマツノリト太詞事フトノリトゴトを以ちて申さく、神いざなぎ・いざなみの命……ことをしへ悟し給ひき。此によつて……タテマツる物は、……横山の如く置き高成タカナして、天津祝詞の太祝詞事を以ちてたゝへ、コトをへまつらくと申す。」——鎮火祭
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
扨津軽屋へ約束いたし候院之荘之古簾ふるすだれ、旧冬やう/\と得候故、船廻しにしんじ候。御届可被下候。後醍醐帝御旅館それがしが家に、今簾をかけ候。これは須磨などに行在処あんざいしよの跡とてかけ候を見及たるや。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
長命寺ちやうめいじより四五けん此方こなたにてすゝむひくもならず、他の時なればうるさき混雑こんざつやと人をいとおこるべきに
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
到頭たうとう海軍の松島の所へ行くことになつたと言ひますからネ、私は断然之を打ち消したのです、梅子さんも御自分で是れならばと信じなさる男子ひとを得なすツたならば、すゝんで御約束もなさらうし、又たひても御勧め申すけれど、軍人は人道の敵だとまで思つて居なさる梅子さんが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
たみいひ甲斐がひなしと斷念だんねんしてれよりはまたすヽめずとぞ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それと知ると、お千代を直ぐに総司の枕元へれて来た。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「上ッたか、下ッたか、何だか、ちッとも、知らないけれども、平右衛門へいえもん台辞せりふじゃアないが、酒でもちッとめえらずば……。ほほ、ほほ、ほほほほほほほ」
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)