“めえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メエ
語句割合
81.7%
10.8%
2.5%
2.2%
0.7%
參詣0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハツ/\うも御親切ごしんせつ有難ありがたぞんじます、何卒どうか貴方あなたたくかへつてくださいまし。金「かへらんでもいからおあがりな、わつしの見てめえで。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
どっさり持ってめえりましたぞい。おなますも持って参りましたぞい。ほれ、これが金平きんぴら……煮染にしめもありますで……ひらべの煮付け……
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
朝の御講にまうづるとては、わかい男女をとこをんな夜明まへの街の溝石をからころと踏み鳴らしながら御正忌めえらんかん…………の淫らな小歌に浮かれて媾曳あひゞきの樂しさを佛のまへに祈るのである。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
うまへ乗って行くんだが、名主なら布団七めえも重ねる所だが、マア三枚にして置いて、あけえのと、青えのと、それから萌黄のと、三枚布団で、化粧鞍を掛け、嫁子よめっこさんを
わしかきのぼんなてたんだつけが、おつこつたからけてつてたら、めえつゝけつちやつて、そんでもしばらつたらしたんでわしおこしてさはつたら
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
正忌しやうき參詣めえらんかん
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
御正忌參詣めえらんかん
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
宜うがすか、おめえさんのところ死骸しげえを引取って己のうちめえと云うので法事も有ったのだから、おめえさんの処で女を殺して物を取った訳はねえが、わりい奴が拾いでもすると
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼様あんな身代くめんのよくなるのも、ちっとは悪い事をして居るだろうぐらいの話をして居る奴もあるから、殺した跡で世間体がわりいから、死骸でも引取って、めえとかなんとか名を付けて
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「ほんまだつか。あちらでは三田さんを知つてゐやはりまつせ。あんたとこのめえの大きい、紺の洋服着て、大跨に歩いて行かはるお客さんでつしやろと、こないいふてはりましてん。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
「あのめえがこわいのや。あて、あのやうにばたきせん眼を見た事無いわ。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
「現場に血が飛んでねえのはめえってる奴を斬った証拠。」
だからおめえも、お墓めえりに出て来るんなら、命日とかそんな堅苦しいことを守るには及ばん。まず、そのお嬢さんと、結婚してからでええじゃなえかのう。
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「上ッたか、下ッたか、何だか、ちッとも、知らないけれども、平右衛門へいえもん台辞せりふじゃアないが、酒でもちッとめえらずば……。ほほ、ほほ、ほほほほほほほ」
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)