“暫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しばら71.3%
しば24.3%
しばらく2.3%
しばし0.9%
やが0.3%
やゝ0.2%
0.1%
しまし0.1%
しま0.1%
しまら0.1%
シバラ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(坊ちゃんが二、三人あったように記憶していたので)くして、私たちの国語の教師には早大出の大井三郎と云うひとがきまった。
私の先生 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
九月のよく晴れた日の夕方、植木の世話も一段落で、錢形平次らくの閑日月を、粉煙草をせゝりながら、享樂して居る時でした。
その後の相談で決まったのは「一谷双軍記」とそれに「本朝二十四孝」それへ「」と「関の戸」を加えすっかり通そうというのであった。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いつも御写真に向ひ候へば、何くれと当時の事憶出し候中に、うつつとも無く十年の心に返り候て、苦き胸もく相成申候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
けれども、てその人たちも、劍の平蔵谷に、長次郎谷に、そのモニューメントを残して各々山人らしくこの世を去ってゆくのであろう。
案内人風景 (新字新仮名) / 百瀬慎太郎黒部溯郎(著)
中食はテストフ料理店つたが、でもミハイル、アウエリヤヌヰチは、頬鬚でながら、少時品書拈轉つて、料理店のやうに擧動愛食家風調子で。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
吾妻はばし川地のながめ居りしが、忽如りて声ひそめつ「——ぢや、又た肺病の黴菌でもまさうとんですか——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
また兄師木弟師木三一を撃ちたまふ時に、御軍疲れたり。ここに歌よみしたまひしく
無限てふことのこさ夢さめてなほらくを心慄へゐる
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
春晝の靜けきまゝにくは狸のの澁きを
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)