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暫
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やが
ふりがな文庫
“
暫
(
やが
)” の例文
けれども、
暫
(
やが
)
てその人たちも、劍の平蔵谷に、長次郎谷に、そのモニューメントを残して
各々
(
おのおの
)
山人らしくこの世を去ってゆくのであろう。
案内人風景
(新字新仮名)
/
百瀬慎太郎
、
黒部溯郎
(著)
停車場の食堂の入口で飲み始めたビールが
暫
(
やが
)
てウイスキイに変る頃は十二時幾分かの汽車に乗るのがいやになって、一時三十五分の京都行に延ばす事にきめた。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
私は思はず眼を見開いてその方を見遣つたが、油のやうな闇で何にもわからぬ。と、
暫
(
やが
)
て疊の音がする。此方へ來るのかなと想ふと私は一時にかつと
逆上
(
のぼ
)
せて吾知らず枕を外して布團を
被
(
かつ
)
いだ。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
“暫”の解説
『暫』(しばらく)は、歌舞伎の演目で歌舞伎十八番の一つ。時代物。荒事の代表的な演目である。
(出典:Wikipedia)
暫
常用漢字
中学
部首:⽇
15画
“暫”を含む語句
暫時
暫々
天路行人喜暫留
暫定的
若暫時
人我暫時情
若暫持
翠暫
猶暫
暫留
暫有
暫時間
暫時前
暫定
女暫
伊達姿女暫
今暫