“しまし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
暫時50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また兄師木えしき弟師木おとしき三一を撃ちたまふ時に、御軍しまし疲れたり。ここに歌よみしたまひしく
「我、汝が命のために、善きたばかりせむ」といひて、すなはちなし勝間かつまの小船を造りて、その船に載せまつりて、教へてまをさく、「我、この船を押し流さば、ややしましいでまさば、御路みちあらむ。 ...
ここにしまし許して押し伏せつ。
吸入器の湯気のさはりの頬にゆくいくたびか拭きてなほ暫時しましあり
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いそがしき雀の遊び必死なれあな暫時しましなれや霰ふりさやぐ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)