“しばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シバラ
語句割合
83.8%
10.2%
暫時2.0%
1.1%
少時0.9%
0.5%
0.5%
0.4%
0.1%
0.1%
良久0.1%
覊絆0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その栄町と大津町との交叉点に立つて、くの間、眼を四方に配るならば、モダーン名古屋の特徴がしみ/″\感ぜられるであらう。
名古屋スケッチ (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
竜神より神仏へ普通なれど、こゝに竜燈の談あり、少しく竜燈をべき説なればくしるして好事家茶話す。
それから二人は暫時く無言で歩いていると先へ行った川村の連中が、がやがやと騒ぎながら帰って来たので、一緒に連れ立って宿に帰った。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ク喜ブ、老身今リ在リ、ラザレバ当時瀘水ノ、身死シテ魂ニ骨収メラレズ、マサニ雲南望郷ノ鬼トナルベシ……」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
くみ子はハンドバツクから薄むらさきのハンカチを出して、それを少時く擴げたりたたんだりしてゐた。
多摩川 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
何を云ッても取合わぬゆえ、お勢も仕方なく口をんで、く物思わし気に洋燈凝視ていたが、それでもまだ気に懸ると見えて、「慈母さん」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
も/\卑怯なる、ソンな窮窟な事で人間世界が渡れるものか、世間の人が妙な処に用心するのはサゾ忙しいことであろう、自分は古人のれる気はないと
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
曲曲回顧スレバ花幔地ヲヒ恍トシテ路ナキカト疑フ。イテ進メバ白雲ノ坌湧スルガ如ク、トシテ際涯ヲ見ズ。低回スルコトクニシテ肌骨皆香シク、人ヲシテ蒼仙ニ化セシメントス。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
わたくしは此にく当時の所謂「蘭門の五哲」を挙げる。即ち渋江抽斎、森枳園、岡西玄亭、清川玄道、山田椿庭である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは初め読んだとき、二児とは稍長じてゐた棠助、常三郎を斥して言つたので、幼い鉄三郎はく措いて問はなかつたのだらうとおもつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
真箇よ。随分く取らないんですもの。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
良久くして、熱涙玉をなして梅子の頬を下りぬ、彼女は唇を噛んできぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
重な原因というはち人情の二字、この二字に覊絆れて文三は心ならずも尚お園田の家に顔をめながらッている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)