“且”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
58.9%
かつ35.9%
しばら1.9%
しば0.8%
0.5%
まさ0.5%
また0.5%
たん0.3%
0.3%
シバラ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“且”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション45.6%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本41.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
……西村二等卒の性行を調査の結果、表面温順に見える一種の白痴で、つ、甚だしい変態性慾の耽溺者であることがわかった。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
さだめておどろさびしくかんじたことであらうとわたくし不測そゞろ不憫ふびんになり
……吾輩は満天下の新人諸君と、この銀幕上に於て相見あいまみゆる事を生涯の光栄とし、かつ、無上の満足とする者である。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
予は最近数ヶ月にわたりて、不眠症の為に苦しみつつありといへども、予が意識は明白にして、かつ極めて鋭敏なり。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
此文は年月日の書きざまが異様で、疑はしい所がないでもないが、わたくしはしばらく「享和之二二月」と読んで置く。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
われはしばらく逍遙子が上をいはずして、絶對に向ひて説かむ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
大伝記家の出づる誠に百載にしてしかも一人ならんのみとせばの擾々たるものもしばらく以て秋夜の一興に値するものとせんか。
史論の流行 (新字旧仮名) / 津田左右吉(著)
そのよるところの学説や考えかたの如何いかんしばらく問題外として、単にこれだけのことを見ても、そこに二つの大なるあやまりのあることが知られよう。
まさ山林やま披払ひらきはら宮室おほみや経営をさめつくりて、つゝしみて宝位たかみくらゐに臨み、以て元元おほみたからを鎮むべし。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
皇后の盟ひたまふことた天皇の如し。丙戌ひのえいぬ車駕すめらみこと宮にかへり給ふ。己丑つちのとうし、六皇子共に天皇を大殿おほとのの前に拝みたまふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
欣然会心、日まさに暮れんとし、家人食に呼ぶも、詩を読むまさに楽く、夜に至つてつひに食に就かず。
燕軍の再敗せること京師に聞えければ、廷臣のうちに、燕今はまさに北にかえるべし、京師空虚なり、良将無かるべからず、と曰う者ありて、朝議徐輝祖じょきそ召還めしかえしたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
またたとい大葬を得ずとも、予道路に死なんや。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
こゝは暗くしてまたひやゝかなり。
たん地主ぢぬしかへしてしまつたらふたゝ自分じぶんしくなつても容易よういれることが出來できないのをおそれたからである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ツ、王ハ、丙戌ヒノエイヌノ年ヲモッテ生マル。イヌハ犬ニ属ス。最モ犬ヲ愛スルノ信ナカルベカラズト。王、コレヲ然リトス。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「我酔ウテ眠ラント欲ス君シバラク去レ——さあさあ行くがよい行くがよいさあさあ出立するがよいぞ——明朝意有ラバ琴ヲ抱イテ来タレ——縁があったらまた逢おうぞ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)