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觀
ふりがな文庫
“觀”のいろいろな読み方と例文
新字:
観
読み方
割合
み
61.1%
くわん
22.2%
ミ
5.6%
かん
2.8%
ベトラハテン
2.8%
さま
2.8%
クワン
2.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
み
(逆引き)
〔譯〕
雲煙
(
うんえん
)
は
已
(
や
)
むことを得ざるに
聚
(
あつま
)
る。
風雨
(
ふうう
)
は已むことを得ざるに
洩
(
も
)
る。
雷霆
(
らいてい
)
は已むことを得ざるに
震
(
ふる
)
ふ。
斯
(
こゝ
)
に以て
至誠
(
しせい
)
の
作用
(
さよう
)
を
觀
(
み
)
る可し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
觀(み)の例文をもっと
(22作品)
見る
くわん
(逆引き)
哀れ、御身を落葉と
觀
(
くわん
)
じ給ひて元の枝をば屋島とは見給ひけん、入りにし跡を何處とも知らせぬ濱千鳥、
潮干
(
しほひ
)
の磯に何を尋ねよとや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
觀(くわん)の例文をもっと
(8作品)
見る
ミ
(逆引き)
唯うつとりと、塔の
下
(
モト
)
から近々と仰ぐ、二上山の山肌に、
現
(
ウツ
)
し
世
(
ヨ
)
の目からは見えぬ姿を
惟
(
オモ
)
ひ
觀
(
ミ
)
ようとして居るのであらう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
觀(ミ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かん
(逆引き)
右
(
みぎ
)
の
通
(
とほ
)
り、
津浪
(
つなみ
)
は
事實上
(
じじつじよう
)
に
於
(
おい
)
て
港
(
みなと
)
の
波
(
なみ
)
である。われ/\は
學術的
(
がくじゆつてき
)
にもこの
名前
(
なまへ
)
を
用
(
もち
)
ひてゐる。
實
(
じつ
)
に
津浪
(
つなみ
)
なる
語
(
ご
)
は、
最早
(
もはや
)
國際語
(
こくさいご
)
となつた
觀
(
かん
)
がある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
觀(かん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ベトラハテン
(逆引き)
思ふにそれは、俺はこの人を「
觀
(
ベトラハテン
)
」てゐるのに、この人は自分自身を「觀」てゐないからである。
三太郎の日記 第三
(旧字旧仮名)
/
阿部次郎
(著)
觀(ベトラハテン)の例文をもっと
(1作品)
見る
さま
(逆引き)
『むかしは花の精、さるからに凝りき。今は花の
鬼
(
き
)
、さればうつろなり。しばし聚りて形を為せども、こを真とな見たまひそ。ただ
夢寐
(
ゆめうつゝ
)
の
觀
(
さま
)
を成せるのみ。』
『聊斎志異』より
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
觀(さま)の例文をもっと
(1作品)
見る
クワン
(逆引き)
夫
(
ソレ
)
人間
(
ニンゲン
)
ノ
浮生
(
フジヤウ
)
ナル
相
(
サウ
)
ヲツラツラ
觀
(
クワン
)
ズルニ、オホヨソハカナキモノハ、コノ
世
(
ヨ
)
ノ
始
(
シ
)
中
(
チユウ
)
終
(
ジユウ
)
マボロシノゴトクナル
一期
(
イチゴ
)
ナリ、——てれくさくて讀まれるものか。べつなのを讀みませう。
陰火
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)
觀(クワン)の例文をもっと
(1作品)
見る
觀
部首:⾒
24画
“觀”を含む語句
觀念
觀察
觀音
悲觀
觀物
奇觀
觀測
壯觀
諦觀
觀音樣
觀法
觀棚
觀世音
觀世縒
參觀
觀光
觀測所
觀世撚
堂觀廊廡
高士觀瀑
...
“觀”のふりがなが多い著者
司馬遷
釈迢空
高山樗牛
上司小剣
阿部次郎
押川春浪
泉鏡太郎
作者不詳
樋口一葉
蒲原有明