“參觀”の読み方と例文
新字:参観
読み方割合
さんくわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……間違まちがつたら、ゆるしツこ、たしか、たう時事新報じじしんぱうもよほしであつたとおもふ。……二人ふたりともまだ玄關げんくわんたが、こんなこと大好だいすきだから柳川やながは見物けんぶつ參觀さんくわんか、參觀さんくわんした。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あたらしいひとかほは六號室がうしつではえてぬ。院長ゐんちやうアンドレイ、エヒミチはあらた瘋癲患者ふうてんくわんじやはもうくより入院にふゐんせしめぬから。またゝれとて這麼瘋癲者こんなふうてんしやへや參觀さんくわんものいから。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
其所そこは、一ぱうおいては、新聞記者しんぶんきしや職務しよくむもつて、一ぱうおいては、太古遺跡研究會幹事たいこゐせきけんきうくわいかんじ本分ほんぶんもつて、坪井博士監督つぼゐはかせかんとくもとおこなはれる所謂いはゆる穴樣大發掘あなさまだいはつくつ參觀さんくわん出張しゆつちやうすることとはなつた。