“方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かた44.3%
ほう27.8%
がた9.2%
はう8.5%
ぽう2.8%
あた2.0%
まさ1.2%
ぱう1.0%
0.6%
カタ0.4%
0.3%
ハウ0.3%
ぼう0.2%
0.2%
0.2%
かく0.1%
けた0.1%
ひと0.1%
みち0.1%
マサ0.1%
あたり0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
しかく0.1%
ちから0.1%
0.1%
ばう0.1%
0.1%
ホウ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「でも、あなたはあまりお美しいから。僕は今日はいつぱし慈善家になりおほせたいから、わざと地味なのを選んで買ひました。」
がなくていいな。」とだけれどっていたときです。蒸気ポンプのが、あちらのりをがったようです。
火事 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すなぞは、あなたつてゐるやうに、したではありません。どうせふとなれば、されるのです。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
大分けてゐた。「遼陽城頭けて‥‥」と、さつきまで先登の一大隊えてゐた軍歌ももう途絶えてしまつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
このに、もう一人金持ちがありました。そのは、のものが、一金持ちのにばかり出入りするのをねたましくいました。
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
而して此間にりて白眼天下を睥睨せる布衣の学者は日本の人心を改造したり、少くとも日本人の中に福沢宗とふべき一党を形造れり。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
男子社会の不品行にして忌憚するなきその有様は、火のに燃ゆるが如し。徳教の急務は百事をち先ずこの火を消すにあるのみ。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
貿易外受取超過額毎年六七千萬圓あるから大體昨年海外支拂勘定受取勘定ることとなつたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
『ふン……後の加勢が来るあいだ、世囈い言を聞いていたほうが、其っに取っては、無難ではないか。——今度はお小夜に一云おう』
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾々すら、さう思ふのだから、世間大体はまづ、さう言ふで、時勢と芸文との関聯を、考へてゐるに違ひないと謂はれよう。
文芸の力 時代の力 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
しかも海路を立ち退くとあれば、をつき止める事も出来ないのに違いない。これは自分一人でも、名乗をかけて打たねばならぬ。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
其より外には、もつかなかつた。奈良の御館の人々と言つても、多くは、此人たちの意見を聽いてする人々である。よい思案を、考へつきさうなものも居ない。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
遠慮女房等におをされるのはらに哀愁すにぎないのであるが、にはをしてひたいやうな心持もしてならぬことがあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
五日の朝、僕の家にる。だ孫娘のを知らずといふ。意気な平生のお師匠さんとは思はれぬほど憔悴し居たり。
そういう時、最初の看護婦は、——その女は二日ほどいたが堪えられずに帰ってしまった——後を向いて泣出し、二度目の看護婦は不貞腐れてを向いていた。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
のもとにありて浅き箱やうのものに白くなる物をたるは、遠目にこれ石花菜を売ならん、口にはらずとおもひながらも
當時わが目にとまりしは、なる形に作りたる圓柱の廊なりき。廊に圍まれたるは馬鈴藷圃にて、そこにはいとすぎ(チプレツソオ)の木二株、檸檬の木一株立てりき。
そして、多分、あの女も、あのを愛するだらうよ。——あの方の人物でなくも、少くとも財布の方はな。
子路率爾としてえて曰く、千乗の国大国の間にまりて加うるに師旅を以てしぬるに饑饉を以てせんとき、これをめば、三年に及ばん、勇ありを知らしめん。夫子之をう。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
是に其言を怪しと思おして、其に御子産み給うを窃伺給えば、八尋和邇になりて、葡匐委蛇き。即ち見驚き畏みて、遁げ退き給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
異邦人に由て異邦人のために著わされし路加伝も亦イエスの言行を伝うるにて来世を背景として述ぶるに於て少しも馬太伝に譲らないのである
由て今左に同氏の説を紹介するが、これは今からさに百二十一年前の文政四年〔一八二一〕に出版と成った同氏著の『槻の落葉信濃漫録』に載っている文章である。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
鈎をおろすにりて、大事とること総て此の如くなれば、一旦懸りたる魚は、必ず挙げざる無く、大利根の王と推称せらるるもりなり。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)
美くしさと云うものはどんな物にでもひそんで居る、その表面には出て居ないながらも尊い美くしさをく感じる事の出来ないのは一生のちには半分位損をする。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
大小数百千をなしてりたてたるごとく(かならずをなす事下にず)なるもの幾千丈の山の上より一崩頽る、その百千のをなし大木を大石をす。
てに共通した手法方針は、由來化物形態には何等不自然箇所がある。それを藝術自然さうとするのが大體方針らしい。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
みだれる雲——疾風の叫び——宵闇ほど暗かった。時々、青白くひらめく稲妻がを射、耳には、おどろおどろ、遠い雷鳴がきこえてきた。
無宿人国記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れと詰寄するに流石の半四郎も仰天し南無大勢に見込れては我がはとてもものなり好々はぬ迄もで手込になされんや命の限り腕かぎりき散してらんものとらの松の木を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たくつて本當晴々とえゝぢやねえか、井戸てえに柄杓すやうなんぢや、ぼか/\ぬるまつたくつて」おつたは獨語をいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
レルハ牛ノトシ、ナルハ牛ノ脚トシ、横ナルハ牛ノトシ、転ズルハ牛ノ背トシ、ナルハ牛ノ腹トシ、立テルハ牛ノトシ、(胸ノ綱)(尾ノ綱)備ワリ、軸、双、(ながえ)ヲ仰グ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)