トップ
>
方
>
ぽ
ふりがな文庫
“
方
(
ぽ
)” の例文
片
(
かた
)
っ
方
(
ぽ
)
の角の蕎麦屋の台所口とがつづいたあと、右には同じく浅倉屋の土蔵、左には、表に
灰汁桶
(
あくおけ
)
の置かれた女髪結のうちがあった。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
まともな女の人をみればすぐ
外
(
そ
)
っ
方
(
ぽ
)
を向くような変なものを持っていた私は、その変なもので横山美智子をすげなくしてお帰ししたのである。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
そういう時、最初の看護婦は、——その女は二日ほどいたが堪えられずに帰ってしまった——後を向いて泣出し、二度目の看護婦は
不貞腐
(
ふてくさ
)
れて
外
(
そ
)
っ
方
(
ぽ
)
を向いていた。
斗南先生
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
つまり江戸川の末の方で、片っ
方
(
ぽ
)
は海にむかっている所だ。むかしは堀江千軒と云われてたいそう繁昌した土地だそうだが、今は行徳や船橋に繁昌を取られて、よっぽど
寂
(
さび
)
れたということだ。
半七捕物帳:61 吉良の脇指
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
首をそっ
方
(
ぽ
)
へ向けるのでした。
よだかの星
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“方”の解説
方(ほう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“方”を含む語句
彼方
此方
何方
先方
其方
地方
前方
行方
方法
遠方
四方
彼方此方
貴方
東方
大方
上方
一方
外方
片方
南方
...