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灰汁桶
ふりがな文庫
“灰汁桶”の読み方と例文
読み方
割合
あくおけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくおけ
(逆引き)
片
(
かた
)
っ
方
(
ぽ
)
の角の蕎麦屋の台所口とがつづいたあと、右には同じく浅倉屋の土蔵、左には、表に
灰汁桶
(
あくおけ
)
の置かれた女髪結のうちがあった。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
まず前にも例示した『
灰汁桶
(
あくおけ
)
』の巻を開いて見る。芭蕉の「あぶらかすりて」の次の次に去来の「ならべてうれし十の
盃
(
さかずき
)
」が来るのである。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
空は
灰汁桶
(
あくおけ
)
を
掻
(
か
)
き
交
(
ま
)
ぜたような色をして低く塔の上に垂れ懸っている。壁土を
溶
(
とか
)
し込んだように見ゆるテームスの流れは波も立てず音もせず
無理矢理
(
むりやり
)
に動いているかと思わるる。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
灰汁桶(あくおけ)の例文をもっと
(10作品)
見る
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“灰汁”で始まる語句
灰汁
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灰汁柴
灰汁水
灰汁濾
灰汁洗屋
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中谷宇吉郎
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