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灰汁
ふりがな文庫
“灰汁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あく
97.1%
あくじる
1.5%
アク
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あく
(逆引き)
「去年の暮れの
煤掃
(
すすは
)
きの折、ここの家では、日本間の方の天井板をすっかりはがして、
灰汁
(
あく
)
洗いをした相だね。それは本当だろうね」
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
灰汁(あく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あくじる
(逆引き)
君の心の中には
苦
(
にが
)
い
灰汁
(
あくじる
)
のようなものがわき出て来るのだ。漁にこそ出ないが、ほんとうを言うと、漁夫の家には一日として安閑としていい日とてはないのだ。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
灰汁(あくじる)の例文をもっと
(1作品)
見る
アク
(逆引き)
○或るところの高い「エレバートル」〔起重機〕、馬車が積んで
□
(
一字不明
)
かけて
□
(
一字不明
)
る。オムスクのすぐ手前、イルトゥイシュ河、大きい河、白い雪の間に河水は澱った
灰汁
(
アク
)
色だ。岸の枯れたカン木は茶
い
(
ママ
)
。
日記:16 一九三〇年(昭和五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
灰汁(アク)の例文をもっと
(1作品)
見る
“灰汁”の意味
《名詞》
植物の灰を水に溶かしたときの上澄みをすくった液。
あくみず。あく。
(出典:Wiktionary)
“灰汁”の解説
灰汁(あく)とは、原義では草木灰(藁灰や木灰)を水に浸して上澄みをすくった液のこと(#灰汁)。この灰汁を使って食品自体がもつ強くてクセのある味を処理したことから、そのような嫌な味やクセそのものも「あく」と呼ぶようになった(#食品のアク)。本項目でともに解説する。
(出典:Wikipedia)
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
“灰汁”で始まる語句
灰汁桶
灰汁抜
灰汁柴
灰汁水
灰汁濾
灰汁洗屋
検索の候補
灰汁桶
灰汁抜
灰汁柴
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灰汁濾
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“灰汁”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
下村湖人
内村鑑三
近松秋江
牧野富太郎
泉鏡花
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岡本かの子
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