“□”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
一字不明60.9%
一字分空白12.5%
不明10.9%
一字アキ4.7%
かへらせ3.1%
しかく1.6%
缺字1.6%
うん1.6%
一字欠1.6%
1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
参詣した僧が山々の一字不明所を越えてようやくようよう麓のここまで下って来てこの一群の子供達のそばに来て息も絶え絶えの様な声を
けれ共、うっかり私がそんな真似でも仕様ものなら、お茶碗は茶一字分空白の上で跳ね廻るだろうし、お菓子なんて何を喰わせるか知れたものではない。
盗難 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
先刻承り候不明此処ニて金特出候事と存候。其儀なれバ早々重役の者ニ申達、然ニ壱万金と申てハ正金ニ而ハ余程六ヶ敷ク、品ものニて御取被下候哉。
とよちゃんバターを十包もっておみやげ一字アキかえる。寿江子開成山発。電気時計がおくれていてやっと準急でゆく。
 法皇は草坐むしろにざし玉ひ終日庭上にはましまくれにいたりてむなしく本院へ還かへらせ玉へり。
大小濃薄のうはく乱雑に、なかばかきさしたのもあり、ゆがんだのもあり、震えたのもあり、やめたのもあるが、まるしかくさんかくばかり。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夫が爲め御政缺字の御趣意も世間に貫通不致、唯下々の騷立候所より意外の御風聞を被爲受、 御家の御瑕瑾とも可相成義出來可申哉と深く奉恐入候御義に御座候間、兼てより
御時務の儀に付申上候書付 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
心ゆくまで湯につかつたあとのやうに快い亢奮の余うんが彼の心のすみずみまでゆきわたつてゐた。杏平は何がその原因なのか考へもしなかつたけれど。
登つていつた少年 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
村の人達は、鶏小屋の掃除や牛馬の一字欠に苦心した。それよりもなお一層、稲や蕎麦の実入りや大根や里芋の収穫に心痛めた。そして彼等は毎日眉を顰めて雨の空を見上げながら、ぶらぶら遊んでいた。
秋の幻 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
もし返金期限相立候得バ必ニて御座候。