“一字アキ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とよちゃんバターを十包もっておみやげ一字アキかえる。寿江子開成山発。電気時計がおくれていてやっと準急でゆく。
最初はできるだけ機會をりを外すもんだよ。外すさへすりや、もう汚らはしいことを一字アキなくなると思ふの。ところが、ほら此麼ところにゐると毎日いろいろなことを見るでせう。
蒼白き巣窟 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
夜おそくまでかかって、「ソヴェートには何故失業がないか」四枚半・戦一字アキを送る。
一字アキたうとしたのだと考へた。
蒼白き巣窟 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)