日記にっき18 一九三一年(昭和六年)18 せんきゅうひゃくさんじゅういちねん(しょうわろくねん)
木曜日 なかなか寒いと思ったらチラチラ雪がふって来た。終日雪。 お雑煮はうち製なり。米より腹に入っての工合よろし。お雑煮をたべちゃってから、今日こそ仕事と二人とも机に向い、夕飯を間にはさんで『女芸』の日記のつづき十五枚書き終った。 夜なおな …
題名が同じ作品
日記 (新字新仮名)宮本百合子 (著)
日記 (新字旧仮名)知里幸恵 (著)