日記にっき10 一九二四年(大正十三年)10 せんきゅうひゃくにじゅうよねん(たいしょうじゅうさんねん)
火晴 朝寒く、午後暖か。林町の人々は二日に常盤館に出かけるので今日ぜひ会いたかった。けれども風邪がなおり切らないので、Aに電話をかけて貰って中止する。一日家居、「都会の憂鬱」をよんでしまう。 つづいて、「我が一九二二年」も。自分が忘れて居る …
題名が同じ作品
日記 (新字新仮名)宮本百合子 (著)
日記 (新字旧仮名)知里幸恵 (著)