“抑〻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そもそも71.4%
そも/\23.8%
ソモソモ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
云うが早いか、抑〻そもそも、どうした事なのであろう、相木熊楠は、そのまま鞭を駒にあてて、戦場からたかのように何処かへけ去ってしまった。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
抑〻そも/\人の物言ふは自然のわざなり、されどかく言ひかくいふことは自然これを汝等にゆだね汝等の好むまゝに爲さしむ 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
抑〻ソモソモ天命ヲサカシマトス者ニアラズシテ ナンゾヤ スナワチ 天ニ代ッテ吾等ノ道ヲ行ワントスル所以ユエンナリ シソレ 盧俊儀ト石秀ノ二人ヲユエナク断刑ダンケイショサバ 梁山泊リョウザンパク数万ノ天兵ハ タチドコロニ北京ヲ焼キ払ワン ツ悪吏ノ一人タリトモ 鬼籍キセキ黒簿コクボヨリノゾキ ソノ命ヲ助ケオクコト無カラン
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)