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鬼籍
ふりがな文庫
“鬼籍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きせき
83.3%
キセキ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きせき
(逆引き)
つまり自分の死亡届けを出して置いて、自分は
鬼籍
(
きせき
)
に入る。そうなれば、この世でのいろいろの厭なきずなを断つことが出来る。
火葬国風景
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
三吉が捕方に向う六時も前、午過ぎの九つ半に、富五郎は卒中ですでに
鬼籍
(
きせき
)
に入っていたのだとのこと。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鬼籍(きせき)の例文をもっと
(5作品)
見る
キセキ
(逆引き)
抑〻
(
ソモソモ
)
天命ヲ
逆
(
サカ
)
シマト
為
(
ナ
)
ス者ニ
非
(
アラ
)
ズシテ
何
(
ナン
)
ゾヤ
即
(
スナワ
)
チ 天ニ代ッテ吾等ノ道ヲ行ワントスル
所以
(
ユエン
)
ナリ
若
(
モ
)
シソレ 盧俊儀ト石秀ノ二人ヲ
故
(
ユエ
)
ナク
断刑
(
ダンケイ
)
ニ
処
(
ショ
)
サバ
梁山泊
(
リョウザンパク
)
数万ノ天兵ハ タチドコロニ北京ヲ焼キ払ワン
且
(
カ
)
ツ悪吏ノ一人タリトモ
鬼籍
(
キセキ
)
ノ
黒簿
(
コクボ
)
ヨリ
除
(
ノゾ
)
キ ソノ命ヲ助ケオクコト無カラン
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬼籍(キセキ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬼籍”の意味
《名詞》
(仏教)死者の姓名などを記入する帳面。
(出典:Wiktionary)
“鬼籍”の解説
鬼籍(きせき)とは、死者(漢語で言う「鬼」)の名前を記録する籍であり、仏教や民間信仰などでは地獄の閻魔大王の手元で管理されているとされる書類である。鬼録(きろく)、生死簿(せいしぼ)、閻魔帳(えんまちょう)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
籍
常用漢字
中学
部首:⽵
20画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気
“鬼籍”のふりがなが多い著者
内田魯庵
林不忘
海野十三
長谷川時雨
吉川英治