“鬼灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:鬼燈
読み方割合
ほおずき52.4%
ほゝづき14.3%
ほほづき14.3%
ほおづき9.5%
ほうずき4.8%
ホヽヅキ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭の手入も、年とともに等閑になったが、鬼灯ばかりは最後の年までよく出来た。私はその青い実の一輪を妻の病床に飾ったのだった。
吾亦紅 (新字新仮名) / 原民喜(著)
葭簀を張りまわした軒並びに鬼灯提燈が下がつて、サイダーの瓶の硝子や掻きかけの氷の上にその灯の色をうつしてゐた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
落栗の座をさだむるやたまり」(初めて伊那に来て)「鬼灯の色にゆるむや畑の」等
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
こう、親方の前だがね、ついこないだもこの手を食ったよ、料簡が悪いのさ。何、上方筋の唐辛子だ、鬼灯の皮が精々だろう。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小菊の中のは、買って帰った鬼灯ならぬ緋塩瀬の紙入で。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)