『三郷巷談（さんごうこうだん）』

一もおずしやうじん 泉北郡百舌鳥村大字百舌鳥では、色々よそ村と違つた風習を伝へてゐた。其が今では、だん／＼平凡化して来た。此処にいふもおずしやうじんの如きは、殊に名高いものになつて居た。 此村には万代八幡宮といふ、堺大阪あたりに聞えた宮があ …

著者	折口信夫
ジャンル	社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗
初出	「郷土研究　第二巻第一号」1914（大正3）年3月、「郷土研究　第四巻第七号」1916（大正5）年10月、「土俗と伝説　第一巻第一号」1918（大正7）年8月、
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約14分（500文字/分）
朗読目安時間	約24分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

縁（エン） 発（イ） 兄（アニ） 詰（ツ） 衆（シユ） 者（モン） 訓（クン） 鎖（シ） 清（キヨ） 信（ノブ） 雷（カミナリ） 触（サハ） 堪（タマ） 唆（ソヽ） 仕合（シヤワセ） 若（ワカ） 屋（ヤ） 能（ヨ） 肥桶（コエタゴ） 此方（このかた） 跛足（チンバ） 鬼灯（ホヽヅキ） 煤掃（スソハ） 本（モト） 舁（カ） 海嘯（ツナミ） 難波（ナンバ） 痘痕（アナ） 南（ナ） 一間（イツケン） 雪隠（センチ） 雲雀（ヒバル） 万代（モズ） 物忌（モノイ） 鳶（トビ） 半里（ハンミチ） 鍋釜（ナベカマ） 座敷（オイヘ） 蔀（シトミ） 胆煎（キモイリ） 鰻谷（ウナギダニ） 折口（ヲリクチ） 八鬼（ヤキ） 土橋（ドバシ） 唐谷（カラタニ） 十郎（ジユウラウ） 道木（ドオキ） 竹貝（タケガイ） 二張（ふたはり） 兄若（アニワカ） 午造（ゴゾオ） 深里（フカリ） 鈍宝（ドンボオ） 徳珍（トクチン） 叶橋（カナフバシ） 宝楽（ホオラク） 慊（あきた） 莚帆（ミシロボ） 茶珍（チヤチン） 若中（ワカナカ）