“座敷”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ざしき | 96.8% |
つぼ | 1.1% |
オイヘ | 1.1% |
ザロン | 1.1% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来客があつても、もおずしやうじんのなかまうちである村の人は、なるべくは、座敷にも上げまいとする。縁台を庭に持出して、其に客を居させて、大抵の応待は、其処ですましてしまふ。
“座敷”の解説
座敷(ざしき)は、日本における居住空間の呼称の一つであり、以下に示すような複数の語義がある。
「座敷」は本来「座具(即ち畳)を敷いた部屋」を意味していたが、鎌倉時代中期に鎌倉における上層武家住宅で、客を迎え入れて酒宴などを開く部屋を指すようになった。その後、座敷を中心とする住宅が普及し、そのような住宅の建築様式は書院造と呼ぶ。つまり、座敷は書院造の基本空間である。近代になると洋室との比較から和室と呼ばれるようになる。→「書院造#歴史」も参照のこと。
近現代の一般住宅で、一番よい和室に対して当てられる語。日当たりや風通しが良く、床の間が設けられていることもある。冠婚葬祭などの儀礼や改まった年中行事の場として用いられるほか、客を接待したり、宿泊させることも多い。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)