“座敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざしき96.8%
つぼ1.1%
オイヘ1.1%
ザロン1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山家(やまが)あたりに住(す)むものが、邸中(やしきぢう)、座敷(ざしき)まで大(おほき)な茸(きのこ)が幾(いく)つともなく出(で)て祟(たゝ)るのに困(こう)じて、大峰(おほみね)葛城(かつらぎ)を渡(わた)つた知音(ちいん)の山伏(やまぶし)を頼(たの)んで來(く)ると
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
女「あの大屋さんに知れると悪うございます、橋の際(きわ)の瓦斯(がす)が消えますと宿屋の女が座敷(つぼ)へ参るは厳(やかま)しゅうございます」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
来客があつても、もおずしやうじんのなかまうちである村の人は、なるべくは、座敷(オイヘ)にも上げまいとする。縁台を庭に持出して、其に客を居させて、大抵の応待は、其処ですましてしまふ。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
食終りてつぎの間にいづれば、ここはちひさき座敷(ザロン)めきたるところにて、軟き椅子(いす)、「ゾファ」などの脚(あし)きはめて短きをおほく据(す)ゑたり。ここにて珈琲(カッフェー)の饗応(もてなし)あり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)