“ざしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
座敷78.4%
坐敷10.8%
座鋪2.7%
中堂1.8%
坐舗0.9%
座舗0.9%
0.9%
室内0.9%
座上0.9%
棧敷0.9%
隔座敷0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其晩宗助からきな芭蕉を二つてて、それを座敷いて、其上御米んでみながら、小六した。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
是程の麗わしきお辰、何とてさもしき心もつべき、し日亀屋の奥坐敷に一生の大事と我も彼もたる言葉なく、に飾らず疑わず固めし約束
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ニノチユカは跡から追ひ掛けられるやうに、暗い室から座鋪へ出た。
板ばさみ (新字旧仮名) / オイゲン・チリコフ(著)
二人は家の中へ入って中堂の口に立った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
けれども、お鍋の腕力にはわない。無理無体に引立られ、がやがや喚きながらも坐舗を連れ出されて、稍々部屋へ収まッたようす。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
お勢がまず起上ッて坐舗を出て、縁側でお鍋にれて高笑をしたかと思う間も無く、ち部屋の方で低声に詩吟をする声が聞えた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
お勢は近属早朝より駿河台辺へ英語の稽古に参るようになッたことゆえ、さては今日ももう出かけたのかと恐々座舗這入ッて来る。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
まで言切らぬ内、文三は血相を変てツと身を起し、ツカツカと座舗を立出でて我子舎へ戻り、机の前にブッ座ッて歯を噛切ッての悔涙、ハラハラと膝へした。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
そして、朱塗の門を入って往くと、そこにきれいな楼閣があって、一人のの上に坐っていたが、七八十歳になる人のようであった。
青蛙神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
もっと燭火て、家來共! 食卓んでしまうて、せ、室内うなったわ。……あゝ、こりゃひがけん慰樂であったわい。
そこには綺麗な羽のめずらしいがいて、人にれていて人が傍へいっても驚かなかった。その鳴く声は笛の音のようであったが、時おり座上へ入って来て鳴いた。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
今夜も棧敷からみのるの舞臺を見てゐた義男が一所であつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
どもは障子ずんだ隔座敷へとほされた。には棕梠をかいたつてゐたのをおぼえてゐる。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)