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坐舗
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ざしき
ふりがな文庫
“
坐舗
(
ざしき
)” の例文
けれども、お鍋の腕力には
敵
(
かな
)
わない。無理無体に引立られ、がやがや喚きながらも
坐舗
(
ざしき
)
を連れ出されて、
稍々
(
やや
)
部屋へ収まッたようす。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お勢がまず
起上
(
たちあが
)
ッて
坐舗
(
ざしき
)
を出て、縁側でお鍋に
戯
(
たわぶ
)
れて高笑をしたかと思う間も無く、
忽
(
たちま
)
ち部屋の方で
低声
(
ていせい
)
に詩吟をする声が聞えた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
文三はグット視下ろす、昇は視上げる、眼と眼を
疾視合
(
にらみあ
)
わした、何だか
異
(
おつ
)
な
塩梅
(
あんばい
)
で。それでも文三は渋々ながら
坐舗
(
ざしき
)
へ
這入
(
はい
)
ッて坐に着いた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
舗
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“坐”で始まる語句
坐
坐睡
坐敷
坐禅
坐蒲団
坐臥
坐視
坐礁
坐直
坐禪