“稍々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やや84.8%
やゝ15.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“稍々”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本3.4%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
風が稍々やや追手おひてになつたので、船頭は帆を低く張つて、濡れた船尾ともの処で暢気のんきさうに煙草を吸つて居る。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
信一郎は、一寸おいてきぼりを喰ったような、稍々やや不快な感情を持ちながら、しばらく其処そこ佇立ちょりつした。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
さては鬼にもあらずと心稍々やゝ安堵したれば、何故なにゆゑにわれをむるやと問ひしに、唯ださめ/″\と泣くのみなり。
鬼心非鬼心:(実聞) (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「ヤ、松島さん」と色を失つて周章する剛造を、侯爵は稍々やゝ垂れたる目尻にキツと角立てて一睨いちげいせり、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)