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赴
ふりがな文庫
“赴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもむ
86.3%
ゆ
8.0%
い
2.4%
おも
0.8%
おもむき
0.8%
む
0.4%
おもふ
0.4%
はし
0.4%
むか
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもむ
(逆引き)
六月十二日、予は独り新富座に
赴
(
)
けり。去年今月今日、予が手に
仆
(
)
れたる犠牲を思へば、予は観劇中も
自
(
)
ら会心の微笑を禁ぜざりき。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
赴(おもむ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゆ
(逆引き)
「さだめし、そちの
髀肉
(
)
も、だいぶ肥えたであろう。即刻、
信貴山
(
)
におる信忠の加勢に
赴
(
)
け。——こんどは陣中で喧嘩などすな」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赴(ゆ)の例文をもっと
(20作品)
見る
い
(逆引き)
「
山窟
(
)
の賊が、鎮台の将と内通しているような
紊
(
)
れでは、まるで無政府同様なざまではないか。すぐさま
赴
(
)
って、黒白をつけてまいれ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赴(い)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
おも
(逆引き)
粧
(
)
ひ諸司代屋敷へ
赴
(
)
むきしかば牧野丹波守殿
對面
(
)
有て身分より御
證據
(
)
の品の拜見もありしに全く相違なしと
見屆
(
)
け京都よりも又此段を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
赴(おも)の例文をもっと
(2作品)
見る
おもむき
(逆引き)
かやうの人々を其使におぼし寄給はんや、各御反逆之事
聊
(
)
以不
レ
奉
レ
存旨申上度思ひ侍れ共、長盛三成が威に恐れて取次人もなく、奉行人指図に任せて、配所に
赴
(
)
にけり
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
赴(おもむき)の例文をもっと
(2作品)
見る
む
(逆引き)
ここに大楯の連が妻、その王の玉釧を、おのが手に
纏
(
)
きてまゐ
赴
(
)
けり。ここに大后
石
(
)
の日賣の命、みづから大御酒の
栢
(
)
を取
一五
らして、
諸
(
)
氏氏の女どもに賜ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
赴(む)の例文をもっと
(1作品)
見る
おもふ
(逆引き)
求めて九州へ
赴
(
)
かんと大坂にて兩三日
逗留
(
)
し所々を
見物
(
)
し
藝州迄
(
)
の
便船
(
)
あるを
聞出
(
)
て此を頼み乘しが
順風
(
)
なれば日ならずして廣島の地に
着
(
)
せしかば先廣島を一
見
(
)
せんと
上陸
(
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
赴(おもふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はし
(逆引き)
機
(
)
もよし、私は和やかな田園に
赴
(
)
つた
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
赴(はし)の例文をもっと
(1作品)
見る
むか
(逆引き)
その弟忍熊の王、その
態
(
)
を
畏
(
)
まずして、軍を興し、待ち向ふる時に、喪船に
赴
(
)
ひて
空
(
)
し
船
(
)
を攻めたまはむとす。ここにその喪船より軍を下して戰ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
赴(むか)の例文をもっと
(1作品)
見る
赴
常用漢字
中学
部首:⾛
9画
“赴”を含む語句
赴任
赴援
押赴
奉天赴
奔赴
航赴
“赴”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
中里介山
三遊亭円朝
中島敦
島崎藤村
夏目漱石
永井荷風
南方熊楠
福沢諭吉