“赴援”の読み方と例文
読み方割合
ふえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にせ使者とは夢にも気づかず、崔諒さいりょうは兵を集めて赴援ふえんの準備をしていると、二日の後、またまた、一使者が来て城門へ告げた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
がウェリントンはそこに赴援ふえんせずして、全援兵としてただ近衛の他の四個中隊とブルンスウィックの一隊とだけをつかわすに止めておくことができたのである。
当然、歴城の兵をひきいて、韋康を赴援ふえんすべきであったが、その滅亡の早かったため、兵をととのえて馳けつけるに間に合わなかったものである。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)