“崔諒”の読み方と例文
読み方割合
さいりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崔諒さいりょうは眼がくらんだ。落馬したように跳びおりてそのまま地に平伏してしまったのである。孔明はこうを容れ、伴って陣地へ帰った。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
にせ使者とは夢にも気づかず、崔諒さいりょうは兵を集めて赴援ふえんの準備をしていると、二日の後、またまた、一使者が来て城門へ告げた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
関興、張苞を連れてゆくのは少し工合が悪いがと、崔諒さいりょうはためらったが、それを忌避きひすれば疑われるにちがいない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)