“降”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
33.5%
くだ25.9%
23.3%
ふり3.1%
おろ2.0%
こう1.8%
おり1.6%
1.4%
ぶり1.2%
クダ0.9%
ふる0.7%
さが0.7%
ふら0.7%
サガ0.4%
0.4%
ふれ0.4%
くだり0.2%
ふっ0.2%
0.2%
さがつ0.2%
あも0.1%
まい0.1%
ふつ0.1%
0.1%
おん0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ昨日ったが、ところどころのくぼみにたまっていました。そのにも、しくらしていていました。
幾年もたった後 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それはってまた昇るのであるが、暫くは密林帯で、数町の間樹木にわれて、日の目も漏らぬトンネルのような幽邃な谷がつづく。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
白鳥は、注意深くその広場りたのであります。そして、そこに、一人少年にすわって、いているのをました。
港に着いた黒んぼ (新字新仮名) / 小川未明(著)
こまかきははら/\として草村がくれこほろぎのふしをもさず、しきりくるはにばかりるかといたまし。
雨の夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「オッと来たり、その棺桶は門口へいとけ。上から花輪をば、のせかけとけあ、れた奴の目印になろう。盗む者はあるめえ」
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
崔諒は眼がくらんだ。落馬したように跳びおりてそのまま地に平伏してしまったのである。孔明はを容れ、伴って陣地へ帰った。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たつ後姿見送はお八重のみならず優子部屋障子細目けてはれぬ心〻を三一人すゞしげに行々ずるきゝたし
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
と思うと、どういう訳か、窓の外に降る雨脚までが、急にまたあの大森の竹藪にしぶくような、寂しいざんざりの音を立て始めました。
魔術 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
汽車中伊達大木戸あたりは、真夜中のどしゃで、この様子では、思立った光堂の見物がどうなるだろうと、心細いまできづかわれた。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つた つたと來て、ふうとち止るけはひ。耳をすますと、元の寂かな夜に、——る谷のとよみ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
へるわけゆゑ裁許破毀の願ひなれば一ト通りのびにては貫徹からんされば長庵とやらが大雨
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
決して一直線に付いて居るのでなくって山のうねうねとねくって居るところをり廻って、あるいはりあるいはって行きますので
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
またこの天には神意なし、しかしてこれを轉らす愛とこれがす力とはこの神意の中に燃ゆ 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
二上山の男嶽女嶽の間から、急につて來るのである。難波から飛鳥の都への古い間道なので、日によつては、晝は相應な人通りがある。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
矢を負った鳥影が、山寺の裏あたりへ垂直にがって行った。盛綱が駈け降りたので、どうせ帰り道ではあるし、定綱もやや遅れて、追って行った。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
聞ず否々兄樣ばとて一日二日のではなし天氣を見て立ても道にて大雨に逢まじき者にも非ずと在所
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
汝我に欺かると思ふなからんため、わがみづからいふごとく愚なりしや否やを聞くべし、わが齡の坂路はやとなれるころ 一一二—一一四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
やはり雪がたので水の上には雪が溜っていた。きっとこの池の周囲に住んでいる狐か狸が大雪で、食物に困って種々真似をやるのだろうと思って、その夜は寝た。
北の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
である。多武峰の北口にも、下居をおりゐと訓む地がある。折井は、甲州出の三河武士の本貫と見えて、家康の旗本に、強の者折井氏があつた。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「毘沙門さまの御前黒雲た(モウ)」 (衆人)「なんだとてさがつた(モウ)」(山男)「がふるとてさがつた(モウ)」とさゝらをすりならす。
ここに天つ神の以ちて、太卜へて一二のりたまひしく、「の先立ち言ひしに因りてふさはず、また還りりて改め言へ」
第一、かりそめにも、師の治郎右衛門忠明が、小次郎に対してったとさけんだのが、心外であった。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
待兼て居る成らん因て明は是非とも出立致し度と言けるに長庵否々此通り雨もて居ることゆえ明日は一日見合せて明後日出立べしとめけれ共十兵衞は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
め見れば、鈎※、綸など、れに紊れ、処々に泥土さへ着きて、前回の出遊に、雪交りの急雨にひ、手の指みて自由利かず、其のまゝ引きくるめ、這々の体にて戻りし時の
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
けれど少女は「まりやりしてはいけないよ。」といって、しっかと抱き締めて、さっさと広々とした沙原の方へ切れた草履をひきずって、歩んで行きかけますと
嵐の夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これは宋人が屠者には殺された犬の幽霊がき歩く、それを見て犬が吠えるといったに対して程子は、『列子』に見えた海上の人鴎に親しみ遊んだが
「オ、いい心持でひとりで喋っていたら、とんだ空合になってきてしまった。れるな今夜は」
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
りにふりかかるのしぶきも、他所出来事でもあるように、まったく意中にないらしかった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「とうとうって来やアがった。」と叫んで思い思いに席を取った。文公の来る前から西の空がまっ黒に曇り、遠雷さえとどろきて、ただならぬけしきであったのである。
窮死 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そつとりやう いや、おどろいてしまつた