源頼朝みなもとよりとも
「佐どの」 「佐どのうっ」 「おおういっ」 すさぶ吹雪の白い闇にかたまり合って、にわかに立ち止まった主従七騎の影は、口々でこう呼ばわりながら、佐殿のすがたを血眼でさがし始めた。 「見えぬ」 「お見えなさらぬ」 「つい黄昏時、篠原堤へかかる頃 …
作品に特徴的な語句
つこ めくらめ 調 ウヅマ いと さざ コラ イキホヒ ニハカ ふし タシカ こお いやし わざわい つよ まみ あき さい たてまつ こと ホツ ハナハ おや おく 遠方おち うしの こと 移転わたまし はぐ いの 黄色こんじき ひし 扮装よそおい 洞窟ひらあな タチ きさま イヘド おおい いま まね 強請きょうせい 彼方あち つま うやま もの そそ さきの こわ たん おい えん 汝等ことら 躊躇ためろ 武士つわもの 退 ちが こら じょ たとえ 御前ごぜ おろ いず こう しょ とき うた あと 怪訝いぶかし もうで ちょ きつ なげ 姉妹ふたり こう いい やかた ほと かたじけな モト みえ 立籠タテコモ うし げん 美味うめ 年長とした