“確”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たしか34.6%
しか22.4%
しっか12.2%
たし10.1%
しつか6.7%
しっ6.5%
かた2.4%
2.4%
しつ1.3%
かく1.0%
(他:3)0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“確”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸100.0%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション38.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本29.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
わたくしはこれを見て、ふと渋江氏と抽斎とが同人ではないかと思った。そしてどうにかしてそれをたしかめようと思い立った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこで僕は、先程此処ここを出ると早速さっそく山田源之助の遺族を訪ねて、源之助が右利きであった事をたしかめて見た。
カンカン虫殺人事件 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ばばは、しかと。——離せばえて、そのままほろりと、小舟のへりから落ちてしまいそうな、お通の体を抱きしめて、
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の未来は封じられたつぼみのように、開かない先はひとに知れないばかりでなく、自分にもしかとは分らなかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「これこれ紋兵衛殿どうしたものだ。拙者は鏡葉之助でござる。山吹などとは何事でござる。心をしっかりお持ちなさるがよい」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
成程と思って、其処をそういう風に考えながら拵えたら、丸でこれまでのと違ってしっかりして動きのないり所が出来た。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
機会は今だと思った彼女は、あたりを見まわして、誰もいないことをたしかめると、つと木彫の日光陽明門の額の前に近よった。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いゝえ、てから、其上そのうへどく」かどくでないかをたしかめなくては』とひました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「いづれはお上で沒收ぼつしうさ。だが、あのお房といふ娘は思ひの外しつかり者だから、結構清次郎を立てゝ行くだらうよ」
でもね、考へようですよ、地方に落ついてゐて、しつかりと土台の定まつた生活をしてゐるといふことは、実に必要なことですわ。
念仏の家 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)
そしてサザンカを山茶花と書くべしというしっかりした根拠典故は元来何んにもなく、これは実によい加減に充たものである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
と気丈な殿様なればたもとにて疵口きずぐちしっかと押えてはいるものゝ、のりあふれてぼたり/\と流れ出す。
我曰ひけるは。望みとは未來の榮光のかたき期待にて、かゝる期待は神の恩惠めぐみと先立つ功徳より生ず 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
佃と生活できないと決心してから、伸子は、自分の精神と肉体とで得た経験をいたずらにしまいとかたく覚悟していた。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
心持照れ臭さげにしながらも、盛子は快活などこか家庭的なつかりさといつた風なものを現して、この一日造りの漁師達を眺めた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
モリに太い綱をつけて、その端をかと岩角へ結びつけ、春光に背を暖めながら昼寝してゐる牝に、グサとモリを打込んだ。
東京湾怪物譚 (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
「何言うてなはるのや。……火事がいく、何処どこが焼けますのや、……しようもない、しつかりしなはらんかいな。」
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
それから、何うあつても家出をせぬといふ一札を書くこと。……これだけをしつかり約束せんと、今度といふ今度は家の敷居跨がせん。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
これらの学者のいう説にはなんらかくたる根拠こんきょはなく、ただ外からた想像説でしかない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
青インキで、「かく」と、大きく、帽子のように、上部に一字あるのは、当選確実者だ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
実は、あっしは姐御、詰りお由さんに想いを掛けていたのです。で、幾度も気を引いて見ましたが、なかなか思うようにはなりませんので、あの日、灯が点くと間も無くお由さんが泊り掛けで根岸へ行ったと聞きましたので、あっしは根岸の家の番地を人知れずしかめて、お由さんの後を追って行きました。
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此語根たしは可なり古いもので「タシか」系統のたしとは、別に展びて来たものらしい。
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
巷説カウセツ多端タタン、ソノ首ヲ見ザレバタシカメ難シトイヘドモ、滅亡ノ条勿論歟モチロンカ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)