『急行十三時間(きゅうこうじゅうさんじかん)』
箱根山にかかると、車内も大分落着いて来た。午後十時半だ。只、私の前に席を占めた異様な二人、一人は五十位の色の黒い頬骨の出た、眼のギロリとした一癖ありそうな男、一人はもう七十近いかと思われる白髪の老翁だが、その二人が抑も出発の始めからのボソボ …
作品に特徴的な語句
親父(ちちおや) 生(うま) 初(はじま) 好(え) 明(あきらか) 覚(さま) 小(ちいさ) 予(か) 何(な) 構(かめ) 暗闇(まっくら) 細(ほっそ) 爺(おやじ) 以(も) 痩(こ) 杜絶(とぎ) 窓外(そと) 誘(おび) 大(だい) 明(あきら) 宜(い) 覗(ねら) 故(せい) 後(うしろ) 或(あるい) 仰(あお) 浮(うか) 申添(もうしそ) 騙(かた) 使(つかい) 俺(わし) 偽(にせ) 沙汰(ざた) 全(まる) 遣(つか) 連(つれ) 果(はた) 未(ま) 朧(おぼ) 誑(たぶらか) 立籠(たちこ) 詫(わび) 夏休(なつやすみ) 言伝(ことづ) 定(きま) 宛(ずつ) 旧(ふる) 見別(みわ) 術(て) 散(ちら) 巧(たくみ) 微笑(ほほえみ) 徴(ちょう) 落胆(らくたん) 終(しま) 掴(つかま) 態(わざ) 憎(に) 耐(たま) 指頭(しとう) 或(あ) 抑(そもそ) 蒼(あお) 狡猾(こうかつ) 独言(ひとりごと) 狼狽(ろうばい) 生命(いのち) 生憎(あいにく) 畔(ほとり) 白髯(はくぜん) 盛(さかん) 直(す) 看破(みやぶ) 真物(ほんもの) 睨(にら) 瞑(つぶ) 矢張(やは) 確(たしか) 突飛(とっぴ) 筈(はず) 紙幣(さつ) 罵(ののし) 美味(うま) 老獪(ろうかい) 老翁(ろうおう) 靄(もや) 身体(からだ) 轟然(ごうぜん) 辿(たど) 迂廻(うかい) 迂闊(うかつ) 近江(おうみ) 這入(はい) 速(すみやか) 遮(さえぎ) 鑵(かん) 関(かま) 鳥渡(ちょっと) 鬘(かつら) 鯛飯(たいめし)