“看破”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやぶ55.6%
かんぱ41.7%
あきら1.4%
みぬ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白「道徳高き名僧智識は百年先の事を看破(みやぶ)るとの事だが、貴僧(あなた)の御見識誠に恐れ入りました、就(つ)きまして私(わたくし)が済まない事が出来ました」
しかし近頃(ちかごろ)ではもうそんな拙(へた)な真似(まね)はいたしません。天狗(てんぐ)がどんな立派(りっぱ)な姿(すがた)に化(ば)けていても、すぐその正体(しょうたい)を看破(かんぱ)して了(しま)います。
殆(ほとん)ど見たままで、別に烹煉(ほうれん)を加うるということをせずに、無造作にその物その事の見解を作ッてしまうから、自(おのずか)ら真相を看破(あきら)めるというには至らずして、動(やや)もすれば浅膚(せんぷ)の見(けん)に陥いる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
谷山家の内情……特に龍代の放埒(ほうらつ)の底意を、ドン底まで看破(みぬ)いておりましたAは、それから一か八かの芝居を巧みに打って、私を谷山家の養子に嵌(は)め込んでしまうと、いい加減な口実を作って
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)