“看病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんびょう63.3%
かんびやう20.0%
みとり13.3%
みと3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、そのはなおりっこのない悪性あくせい眼病がんびょうだ。おまえさんたちが、いくら看病かんびょうをしてあげても無効むこうでしょう。」といいました。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
うけんや其中は母の看病かんびやうくすり何呉なにくれさだめて不自由ふじいうならんと此事のみ心にかゝ牢舍らうしやしたる我心を少しは汲譯くみわけはや現在ありのまゝに申上て此苦このくるしみをたすけられよと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何故に殺すべき長々なが/\の御病氣なれば我がいのちかへてでも御全快ぜんくわいあるやうにと神に祈り佛を念じ永の年月及ぶだけ看病みとりに心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
広島の寺は焼けてしまったが、妻の郷里には、彼女を最後まで看病みとってくれた母がいるのであった。が、鉄道は不通になったというし、その被害の程度も不明であった。
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)