“みと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見惚46.4%
17.3%
見恍12.7%
水戸8.9%
看護3.5%
見認1.4%
三津1.4%
見愡1.2%
水門0.9%
0.6%
看惚0.6%
見取0.6%
見留0.6%
御津0.3%
實採0.3%
御執0.3%
恍惚0.3%
水津0.3%
目認0.3%
看取0.3%
看病0.3%
美斗0.3%
見惣0.3%
見蕩0.3%
見護0.3%
観惚0.3%
身惚0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうだ、あのとき私は、銀玉に見惚れていた。横に細いのある銀玉だった。ああ、そうすると……あの銀玉に薬が入っていたのだ。
ゴールデン・バット事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
牛込見附、遠くの小石川のに数点の灯影めた。代助は夕飯ふ考もなく、三千代のゐる方角へいていてつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その視線をうけているのをまだ気づかずに、これも頻りに芸人の刀玉取に見恍れながらにこにこしていた若い旅支度の商人風な男がある。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天保四年は巳年で、その夏四月の出来事である。水戸在城水戸侯から領内一般の住民に対して、次のやうな触渡しがあつた。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
そしておんみは、おんみがしばしば彼れの悪夢を看護り、おんみが軽やかな、母のやうな手で恐しい夢を彼から追ひ却けた或る一人のオレストの感謝となるであらう。
是だけで考えて見ると何うも秀子の仕業と見認めぬ訳に行かぬ、けれど少し合点の行き難いは、何うして何時の間にお浦を殺し何時の間にアノ室で其の死骸を隠し
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
沼津に向って、浦々の春遅き景色をらせる、……土地の人は(みっと)と云う三津の浦を、いま浪打際とほとんどすれすれに通るであった。しかし、これは廻りである。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
客は、の赤蜻蛉に見愡れた瞳を、ふと、畑際の尾花に映すと、蔭の片袖が悚然とした。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
速吸水門になも、その珍彦
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
どうにか芝居の稽古までにった彼女は、恩師をる暇もなく稽古場へ行った。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
結局が百日鬘青隈公卿悪の目を睨合いの見得で幕となったので、見物人はイイ気持に看惚れただけでよほどな看功者でなければドッチが上手か下手か解らなかった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
らではらるゝことかはさるにても此病人のうへに生計もおつにりかゝるさまが御心配なるべし尋常ならば御兩親見取看護もすべき餘所見聞しさよとみてのぞかんとする二枚戸
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しきりもない小屋内が、らぬだに、おびえる一齊突伏ぎ。やゝなのが、それでも見留めると、黒髮した、の、姿で。……るまにになつて、フツとえる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
近時三河宝飯御津町附近だろうという説(今泉忠男氏、久松潜一氏)が有力となった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
新居崎だろうという説もあり、また近時、今泉氏、ついで久松氏は御津附近の岬だろうと考証した。)「棚無し小舟」は、舟の左右のに渡した旁板(枻)を舟棚というから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
やすみしし大王の、にはとりでたまひ、にはいり立たしし、御執らしの梓弓の、長弭中弭)の音すなり、朝猟に今立たすらし、暮猟に今立たすらし、御執らしの梓弓の
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「これはね、こうするものだよ、見ておいで。」とえてウ、都の手振なよやかに、柳の腰つきしなやかなるを、女の児は傍目らず、首傾けて恍惚れいる。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
江の浦から水津のあたり折があつたら散歩したいと思ふんですけど、歩いたことすらないんですの、一緒に来ていただけたら、あたし歩きますわ、一晩でも。砂浜がありませんの。
狼園 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
何でも私に目認められまいと思う様に本統に憎いじゃ有ませんか廊下の燈明が充分で無いのを幸いちょい/\と早足に通過ました
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
クレエテルヤアン氏の夫人のほうはどうかというに、彼女が心から良人を愛慕しているということは、明らかにはっきりと看取ることができた。
トリスタン (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
広島の寺は焼けてしまったが、妻の郷里には、彼女を最後まで看病ってくれた母がいるのであった。が、鉄道は不通になったというし、その被害の程度も不明であった。
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)
ここに伊耶那岐の命詔りたまひしく、「然らばと、この天の御柱を行き𢌞りあひて、美斗麻具波比せむ
そして、頸にかけて鏡に向かった時は自分の姿につくづくと見惣れて、あまりの嬉しさに言葉も出なかった。何も彼も打ち忘れて、が、如何にも心苦しそうに
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
どうしても京都でなければ見られない女であると思いながら、私は寝床の上に楽枕しながら、女の容姿に横からつくづく見蕩れていた。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
私は、とたんに哀憐の情にたまらなくなってきて、ゴリラの最期を見護ろうと膝に抱えたとき、意外な、軽さにすうっと抱きあげてしまった。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
トいって何故ともなく莞然と笑い、仰向いて月に観惚れるをする。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
前へ押すように会釈をしたが、ものの云い振りかしく、笑った顔に千両のあり、洗い上げた美しさ、身惚れてポッとしない奴は、白痴か木石か? それにもわらず地丸左陣は
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)