“櫨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はぜ64.8%
はじ31.5%
はぢ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年末のせいで、蝋めは一そうしか立っていなかったが、はぜの実を蒸す匂いは、いつものように、温かく小屋の中に流れていた。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
くれたけの根岸の里の秋けて、片里が宿の中庭の、花とりどりなる七草に、はじの紅葉も色添えて、吹く風冷やけき頃とはなりました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
ねては、はぢも葉こそ
茴香 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)