“はぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハヂ
語句割合
36.5%
20.8%
11.5%
恥辱6.3%
5.2%
5.2%
耻辱3.1%
2.1%
羞恥2.1%
2.1%
2.1%
屈辱1.0%
把持1.0%
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お近はも外聞も忘れた姿で辛くも喜三郎の手をれると、バタバタと椽側を踏み鳴らしながら、平次の羽掻の下に飛び込むのでした。
わが日頃くものなればせなれども御免下されたし、みてするものはなきしきの、わが身も共々牛馬せらるゝをともせず
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
その面持すこしも常に殊ならず。われは心の底に、言ふべからざるとを覺えて、口に一語をも出すこと能はざりき。
さはいへこれこれでと打明けむは、いかに叔父甥の間柄とはいへ、夫の恥辱となる事と思へばそれもいはれず。ただ責めを己れ一身に帰して
心の鬼 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
と太郎がはにかむと、お葉はひどく気色ばんでき返した。「そんなことを云つてゐる時ぢやないよ。」
サクラの花びら (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
蒼ざめしなやめる魂等はのあらはるゝところまで氷にとざゝれ、その齒を鶴の調にあはせぬ 三四—三六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
お花はランプの光背向けつ「けれど、其のお嬢様など、お幸福ですわねエ、其様した立派な方なら、仮令浮き名が立たうが、一寸も男の耻辱にもなりや仕ませんもの——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
げなば定めて村人の驚き羨まんにと思ふ氣色なりまたて我に近づき先ほど見上げましたが珍しい蝙蝠傘きがなしでよく左樣に開閉が出來ます高い品でござりませうと是も亦片手に握りて見たき顏の色に我はヱヘンとして斯樣な物は東京に住む者が流行に逐はれて馬鹿の看板に致すなり地方の人は鰐皮の革提の代りに布袋を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
『はあ。』と答へた時は若々しい血潮がにお志保の頬に上つた。そのすこし羞恥を含んだ色は一層容貌を娘らしくして見せた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
しごとはふまじるにてもさまのおづかはしとればなくもはじつと直視ゐたりハツと俯向紅葉のかげるはしき山里がりしてびししは蝶々髷とたちて姿やさしき都風たれにらんなるかはひを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今でも訪ふ人なき秩父の山中に孤独で居る、世の中は不人情なものだと断念してしても出て来ない、——花さん、屈辱を言へば、貴女一人の生涯ではない、だ屈辱の真味を知るものが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
そのために、かれには富んだもの栄えたもの主権を把持したものがその対象となつた。山も丘も平野も一緒に平らにならなければならないと思つた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
縦令親父の名を汚す役に立ずと云はれても、なんでもを忍んで主君の玉体を見届けるがずるかと存じ候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)