“幸福”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうふく37.0%
しあわせ31.7%
しあはせ13.0%
かうふく6.9%
さいはひ4.2%
しやわせ3.1%
さいわい2.3%
さひはひ0.8%
しやはせ0.8%
ハッピネス0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おたがいに達者で、くことはできるし、それに毎年気候のぐあいもよくて、のものもたくさんれて、こんな幸福なことはない。
自分で困った百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とにかく、あの造麻呂と云う爺はみかけによらず、大変な胴慾者ですから、娘の幸福などとても考えてやるような男ではないのです。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
看板に「沢山道具をお壊しなさい、貴君のお幸福」と書いてある。如何にも破壊を好む気仏蘭西人の気に入り遊戯だ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
其時貴方に、解悟ひなさいとか、眞正幸福ひなさいとか効力して、何程ふことがりませう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ちつとばかしお給金が殖えたつて大阪なんかいやだ/\と不平を云ひ/\轉勤したのですけれど、人間何が幸福になるか分りやしませんわね。
見学 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
「橋本先生も云うて御座ったけんどなあ。お父さんもモウこのまま死んでわっしゃった方が幸福かも知れんち云うてなあ……」
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
二人の運命を想いやる時には、いつでも羞かしい我の影がつきうて、他人幸福うようなあさましい根性もすのであった。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
へると、愉快で/\らぬ、吾等には、たゞ希望くのみで、人間幸福惡魔
何といふ幸福を予感せられる朝であらう
愛の詩集:03 愛の詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
未知未知幸福——これは象徴派のよく口にする所だが、あすこいらは私と同じ傾向に来て居るんじゃないかと思うね。
私は懐疑派だ (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)